人気アニメ「化物語」の原画2点が盗難、郵送での返却などを呼びかけ
西尾維新の同名小説が原作で、昨年7月からテレビ放映が行われた人気アニメ「化物語」の原画が盗難に遭ったことが明らかになりました。
なんとイベント会場で展示されている原画を盗み出すという、ある意味大胆な手口による犯行であったそうですが、原画が盗難されてしまうと今度の同シリーズの制作などにも影響するとされており、郵送などでの返却を呼びかけています。
詳細は以下から。
creator's office ufotable
東京および徳島の「ufotable Cafe」で「化物語」の原画展を開催していたアニメ制作会社ユーフォーテーブルの公式ページによると、原画展において作画監督修正の絵が2点、盗難に遭ったそうです。盗難が起きたのは9月7日のことで、関係者と相談の上で警察にも届け出たとのこと。
今回盗難に遭った原画についてはコピーではなく現物であり、今後の「化物語」シリーズの制作や、「化物語」関連の制作物にも必要なものであるとした上で、ユーフォーテーブル代表取締役の近藤光氏は「盗難した方がもしも見ていたら、今からでも遅くありません。ユーフォーテーブルまで郵送して返してください。また、まわりにこういった品物を所有している方や、売買している方を見た際も当方までお報せください」と呼びかけています。
なお、同様のケースは2002年に開催された「新世紀東京国際アニメフェア21」でも発生しており、GAINAXブースに展示されていた「劇場版リテイク用の綾波レイの原画」が盗難に遭っています。
非常に残念であると言わざるを得ない事件ですが、今後同様のケースが発生することを恐れて、このようなイベントが開催されなくなるのであれば、ファンにとっても制作会社にとってもマイナスとなるため、一刻も早く原画が戻されることを願いたいものです。
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