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あの「HYBRID W-ZERO3」が復活へ、不具合の改善なども


今年1月に発売されたものの、現在販売中止となっているウィルコムの縦スライド式スマートフォン「HYBRID W-ZERO3」が復活する予定であることが明らかになりました。

下り最大7.2Mbps、上り最大5.7Mbpsの3G(HSUPA)とPHSの両方の通信方式を世界で初めてサポートしたことで、高速通信が可能となったほか、手に収まりやすい幅とテンキーによって片手でも操作しやすいというところが強みの同モデルですが、改善されずにいた不具合などの改善も検討されているそうです。

詳細は以下から。
ウィルコムの管財人団に入っているソフトバンクモバイルの取締役専務執行役員でCTO(最高技術責任者)の宮川潤一氏のTwitterによると、「HYBRID W-ZERO3」の販売を再開する意向であるそうです。
Twitter / 宮川潤一: 内緒ですが……もうすぐ。RT @country_mo ...


「HYBRID W-ZERO3」はPHSに加えて3G通信をサポートしていますが、当初採用していたNTTドコモの3回線ではなく、ソフトバンクモバイルの回線に変更されるとのこと。
Twitter / 宮川潤一: ドコモさんにもお願いしていますが、ご期待に沿えず、一 ...


利用料金は現状維持を予定。
Twitter / 宮川潤一: もっとアグレシッブに行きたいのですが、ここは更生会社 ...


「HYBRID W-ZERO3」の3G通信部分はSIMロックフリーとなっていましたが、今まで通りであるそうです。
Twitter / 宮川潤一: 今まで通り、ヒントになります?RT @kurihar ...


また、不具合情報などの改善も検討。
Twitter / 宮川潤一: そうですね、方向性としては改善せねばと思慮しておりま ...


「具体的に何ができるのか」については、まず販売台数を伸ばさないと何もできないのが現状であるため、何ができそうなのかを検討するとされています。
Twitter / 宮川潤一: 結局ボリュームを作らないと何もできないのが現状で、何 ...


宮川氏自身はAndroid派であるとされていますが、はたしてこの発言は今後のウィルコムを占う上で、何らかの意味を持つのでしょうか。
Twitter / 宮川潤一: 私も実はAndroid派!RT @_nyu: WM嫌 ...


「HYBRID W-ZERO3」の再販を検討する一方で、ソフトバンクはウィルコムのスポンサーであることを利用して、同機種のユーザーに対して電話で直接「iPhone 4」への乗り換えを促す営業活動を展開しており、実際に編集部にも同様の電話がかかってきていたわけですが、「HYBRID W-ZERO3」を再販しつつも、今後ウィルコムからはスマートフォンを出さずに、iPhoneをはじめとしたソフトバンクモバイルのスマートフォンにユーザーを集約させる予定なのでしょうか……?

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in モバイル, Posted by darkhorse_log

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