萌えと味をとことん追求した「秋田名産 特産美少女紀行 みなせとひなの稲庭うどん」試食レビュー
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西又葵のイラストが米袋にあしらわれた「あきたこまち」を生んだ秋田県が、今度は名物・稲庭うどんに、みやま零のイラストで萌えという魅力をプラスして売り出したのが、「秋田名産 特産美少女紀行 みなせとひなの稲庭うどん」(税込1300円)です。
萌えをウリにした地方特産品は「あきたこまち」以来さまざまに打ち出されてきましたが、この商品はTwitterのタイムライン上で「稲川みなせ」と「ひなちゃん」のかけあいを展開するなどしてストーリーやキャラの見せ方が工夫されています。また、うどんのつゆとしてはめずらしい「塩ガーリック風味」を採用するなど、随所に渡って並々ならぬこだわりがこめられており、あらゆる意味で作り手の本気を感じられる一品となっています。
詳細は以下から。特産美少女紀行
これが「秋田名産 特産美少女紀行 みなせとひなの稲庭うどん」。2箱届きました。
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みやま零のイラストが映えるパッケージ。右側の赤い服の女の子が「稲川みなせ」、彼女に抱きかかえられているのが「ひな」。
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「みなせ」がうどん屋の1人娘であるという設定から、背景にはうどん屋が描き込まれています。キャラクターの設定は細かく、また微妙にリアリティがあります。
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箱のスミには「特産美少女紀行」のロゴが。この企画は「単なる萌えイラストのパッケージジング商品にとどまらず、その商品が持つ世界観をストーリーとして掘り下げることで、お客様に食べた後も世界観を長く楽しんでもらえるような、ワンランク上の"萌え"をお届けする」ものだということ。
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「みなせ」がうどんを、「ひな」がスープを作っているという設定。「ひな」は熱いお風呂に入るとおいしいダシを作ることができる特殊能力を持っているのですが、ということは塩ガーリック味のスープ=お風呂の残り湯ということになるわけで、いろいろと複雑な気分になる設定です……
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そんな設定を生かし、お風呂上がりの2人を描いたイラスト入りの特製どんぶりと箸、お風呂でも使えるユポ紙製のランチョンマット、そしてうどんがセットになった限定版の予約もサイト上で9月10日まで受け付けているそうです。おそらく、このセットを使えばお風呂につかりながらうどんを食べ、商品の世界観を満喫できるということなのでしょうが、この徹底ぶりにはもう脱帽するしかありません。
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パッケージには保護用のビニールが巻かれているのですが、それを止めるシールにも商品名のロゴが入っています。
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箱の中身はこんな感じ。左から時計回りにめんとスープ、うどんに関するしおり、うどんのゆで方、そして初回特典のポストカード。
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初回特典のポストカードはパッケージと同じ絵柄。
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裏側はこんな感じです。
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しおりにはキャラクターの設定やストーリーが書かれています。
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「かんたんアレンジレシピ」というものが掲載されているのですが、味付けたまごや貝柱の缶詰が必要だったり、具の油揚げは自分で煮付けるレシピだったりと、なかなか本格的で、これを簡単と思える人はあまり多くない気がします。
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うどんとスープ。スープはイラスト入りの箱に入っています。
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麺は乾麺で、材料はとてもシンプル。
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スープは箱の中に1つずつ入っています。パッケージのイラストを見てからこの渋いスープの袋を見ると、やや複雑な気持ちにはなりますがあまり気にしないようにしましょう。
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スープの原材料はこんな感じ。秋田名産の比内地鶏が使われています。
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それではうどんを調理していきます。うどんをゆでている間に、どんぶりとスープの小袋をお湯で温めておきます。
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沸騰したお湯でうどんを3~4分ゆでます。
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ゆであがったら流水でしめ、ぬめりを取ります。
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スープを新しいお湯で溶き、その中に麺を投入して完成。そのままだとさみしかったので、ちょっと青ネギを散らしてみました。
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スープはやや乳白色。ガーリックのスパイシーな香りと鶏ダシの香りがして、しょうゆベースのうどんつゆのイメージとは大きく異なります。平打ちの麺はつるつる感がとても強く、麺のコシはそこまで強くありません。麺のつるみとスパイシーなスープから、ベトナム料理のフォーを思い出しました。これまでのうどんとはかなり違った角度からのアプローチで、うどんというよりラーメンに近いような味付けでした。
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実店舗ではアニメイト秋田とコトブキヤ 秋葉原ラジオ会館店の計2店舗のみの販売ですが、Amazon.co.jpでも購入できるようになっているので、わりと手軽に入手できるようです。キャラクター設定にも味の追求にもぬかりがなく、見かけ倒しでは終わらないこだわりを感じる一品となっていました。
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in 試食, Posted by darkhorse_log
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