メモ

シベリア版ネッシーか?釣り人を恐怖におとしいれる湖の怪物、3年間で19人の犠牲者


西シベリアのある湖では、ネス湖のネッシーのような謎の生物の目撃情報が多数あり、船を転覆させ人を湖に引き込む「何か」の存在が釣り人たちを恐怖におとしいれているそうです。

過去3年間で19人の犠牲者を出したとされ、つい先日も59歳の男性が船釣り中に巨大な獲物によって湖に引きずり込まれて亡くなったとのことで、地元住民たちの間では本格的な捜査を求める声が高まっています。


詳細は以下から。Russian fishermen demand an investigation into killer 'Nesski' | Mail Online

謎の生き物が棲むとされるのはシベリア西部に位置するチェイニー湖。面積は約2000km²、最大幅は91kmありますが、最大水深は23フィート(約7m)という広く浅い淡水湖です。

1994年10月にスペースシャトルエンデバーから撮影されたチェイニー湖。



この「怪物」は地元の人々の間で「Nesski」(ネスキー)と呼ばれ、ネッシーのように首が長い恐竜のような姿だと言われています。「ヘビのようだった」「巨大なヒレと尾を持つ」といった目撃情報もあるそうです。

犠牲者の1人が湖に引き込まれた位置を指さす目撃者と、「ネスキー」とされる生き物の写真。


チェイニー湖では過去3年間に19名が不可解な死を遂げていて、そのほとんどで遺体は見つかっていないとのこと。遺体が岸に打ち上げられたケースでは、大きな歯を持つ生物に食べられた痕跡が見られたそうです。地元住民の間では、実際の犠牲者数はこれよりさらに多いとも言われています。

先週も59歳の男性が船釣り中に死亡し、湖にひそむとされる謎の生物について本格的な調査を求める声が高まっているそうです。

亡くなった男性の友人Vladimir Golishev氏(60歳)は、「岸から300ヤード(約270m)ほどのところで、友人とボートに乗っていました。何か大きな獲物がかかり、彼はボートの上に立ち上がってリールを巻き始めましたが、ものすごい力で引っ張られ、ボートは転覆してしまいました」と語ります。「いままで生きてきて、あんなに驚いたことはありません。ショック状態で、わたしは服を脱ぎ、岸を目指して必死で泳ぎました。友人は水面下に引きずりこまれ、助かりませんでした。遺体は見つかっていません」

3年前に亡くなった特殊部隊所属の兵士Mikhail Doronin氏(32歳)の祖母Ninaさん(80歳)は、「湖は静かでしたが、突然ボートが激しく揺れだし、転覆したのです」と証言し、Ninaさんの夫Vladimir氏(81歳)は「わたしは見たことがありませんが、何かとても大きな生き物がこの湖には住んでいるようです」と語っています。

冬には凍結するチェイニー湖ですが、大型のコイが生息することが知られていて、夏には温かく泳げる湖として人気があります。謎の生き物「ネスキー」の目撃情報はソビエト連邦時代からあるとのこと。「今こそ真相を探るべきです」と友人を亡くしたVladimir Golishev氏は語っています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
ロシア革命で沈没した列車を調査していた無人小型潜水艦が「謎の生物」と遭遇 - GIGAZINE

毛のないクマのような謎の生き物「東洋のイエティ」、中国で発見 - GIGAZINE

ネズミも溶かしてしまう肉食っぷり、フィリピンで発見された巨大食虫植物 - GIGAZINE

ヘビに飲み込まれた謎の生き物がはき出されるムービー - GIGAZINE

45分間の死闘の末に体長2.5mの「ポー川の魔物」を釣り上げたイタリアの釣り人 - GIGAZINE

in メモ, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.