世界の携帯電話契約数が50億を突破して将来は500億に、Androidが存在感を示す
![](https://i.gzn.jp/img/2010/07/12/mobile_5billion/122908_1145.jpg)
日本では2007年1月末に携帯電話とPHSを合わせた契約数が1億を超え、その後も契約数は伸び続けていますが、世界規模で見ても携帯電話の契約数は増え続けており、ついに50億に達したそうです。
また、将来的には契約数が500億に達すると見込まれているほか、新たに携帯電話を契約したユーザーの中で、Androidが存在感を示し始めていることが明らかになっています。
詳細は以下から。
Mobile subscriptions hit 5 billion mark - Ericsson
ソニーと合弁した携帯電話メーカー「ソニー・エリクソン」を展開しているスウェーデンの通信機器メーカー、エリクソンが発表したプレスリリースによると、現地時間の7月8日に世界での携帯電話の契約数が50億を突破したと推測されるそうです。
これはインドや中国といった新興市場の成長によるもので、2000年時点での世界での携帯電話契約数は、現在中国一国が抱えている携帯電話契約数に満たない、7億2000万程度であったとのこと。
50億の契約数のうち、高速通信を利用できる「第3世代携帯電話(3G)」の契約数は5億程度ですが、今後2015年までに34億以上のユーザーが高速通信を利用できるようになるほか、インターネットを利用するユーザーの80%がモバイル機器を経由して接続するであろうとしています。
また、道路情報にアクセスして輸送システムを効率良く動かす、撮影した映像をその場でインターネットにアップロードする、ドリンクバーにあるようなソーダを出す機械の残量監視といった目的のために、通信機能があらゆるものに搭載され、今後10年間で携帯電話の契約数は500億に達するのではないかとエリクソンは見込んでいます。
ちなみに現在、1日あたり200万のペースで携帯電話契約数が伸びているとされていますが、モトローラが6月24日にAndroidスマートフォン「DROID X」を発表した際に、Android端末が1日あたり16万台のペースでアクティベートされていることを明かしていたため、新たに契約された通信端末の8%、実に1割近くがAndroid端末であるということになるようです。
・関連記事
KDDIが新機種発表会を実施へ、発表会当日に一般向け展示イベントも - GIGAZINE
NTTドコモがさらに7機種のスマートフォンを発売へ、当初の予定から上乗せ - GIGAZINE
「Android 3.0」を採用し、高いスペックを実現したスマートフォンが年内に登場へ - GIGAZINE
Google、自社製スマートフォン第2弾「Nexus Two(仮)」は発売しない意向 - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in モバイル, Posted by darkhorse_log
You can read the machine translated English article Mobile phone subscriptions in the world ….