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世界の携帯電話契約数が50億を突破して将来は500億に、Androidが存在感を示す


日本では2007年1月末に携帯電話とPHSを合わせた契約数が1億を超え、その後も契約数は伸び続けていますが、世界規模で見ても携帯電話の契約数は増え続けており、ついに50億に達したそうです。

また、将来的には契約数が500億に達すると見込まれているほか、新たに携帯電話を契約したユーザーの中で、Androidが存在感を示し始めていることが明らかになっています。

詳細は以下から。
Mobile subscriptions hit 5 billion mark - Ericsson

ソニーと合弁した携帯電話メーカー「ソニー・エリクソン」を展開しているスウェーデンの通信機器メーカー、エリクソンが発表したプレスリリースによると、現地時間の7月8日に世界での携帯電話の契約数が50億を突破したと推測されるそうです。


これはインドや中国といった新興市場の成長によるもので、2000年時点での世界での携帯電話契約数は、現在中国一国が抱えている携帯電話契約数に満たない、7億2000万程度であったとのこと。

50億の契約数のうち、高速通信を利用できる「第3世代携帯電話(3G)」の契約数は5億程度ですが、今後2015年までに34億以上のユーザーが高速通信を利用できるようになるほか、インターネットを利用するユーザーの80%がモバイル機器を経由して接続するであろうとしています。

また、道路情報にアクセスして輸送システムを効率良く動かす、撮影した映像をその場でインターネットにアップロードする、ドリンクバーにあるようなソーダを出す機械の残量監視といった目的のために、通信機能があらゆるものに搭載され、今後10年間で携帯電話の契約数は500億に達するのではないかとエリクソンは見込んでいます。

ちなみに現在、1日あたり200万のペースで携帯電話契約数が伸びているとされていますが、モトローラが6月24日にAndroidスマートフォン「DROID X」を発表した際に、Android端末が1日あたり16万台のペースでアクティベートされていることを明かしていたため、新たに契約された通信端末の8%、実に1割近くがAndroid端末であるということになるようです。

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in モバイル, Posted by darkhorse_log

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