モバイル

「Android 3.0」を採用し、高いスペックを実現したスマートフォンが年内に登場へ


今年5月にGoogleが携帯電話向けOS「Android」の最新バージョンとして、従来の2~5倍にあたる高速動作やスマートフォンの無線LANルータ化、待望のFLASHコンテンツへの正式対応を実現した「Android 2.2」を正式発表しましたが、新たなバージョンとなる「Android 3.0」を採用し、高いスペックを実現した超ハイエンドスマートフォンが年内に登場する見通しであることが明かされました。

なお、上記画像はiPhone 4の発売日に発表されたハイエンドAndroidスマートフォン「DROID X」です。

詳細は以下から。
Android 3.0 Gingerbread details: 1280×760 resolution, 1Ghz minimum specs, mid-Oct. release >> Unwired View

この記事によると、「Gingerbread」というコードネームで開発されている「Android 3.0」を採用したスマートフォンが年内に登場する見通しであることをモバイル情報サイト「Mobile-review.com」のEldar Murtazin氏が明らかにしたそうです。

Eldar氏はロシア語で配信されているPodcast「Digestiv」において、今年10月半ばごろに提供される「Android 3.0」を採用したスマートフォン第1弾が年内に発表されるであろうと述べており、「Android 3.0」の動作環境について、最低でも1GHz以上のCPU、512MBメモリ、3.5インチ以上のディスプレイが必要であるとしたほか、新たに1280×760の4インチ以上のディスプレイをサポート可能になるとしています。


また、ユーザーインターフェースにも大幅な改良が加えられ、現在メーカーが操作性の向上を図るために独自に提供している「HTC Sence」や「MotoBlur」といったユーザーインターフェースが不要になるとのこと。

なお、「Android 3.0」の提供にともなって、現在主流となっている「Android 2.1」や「2.2」は今後ローエンドモデル向けのOSと位置付けられるそうです。

すでに年内に2GHzのCPUやNVIDIAのTegraベースのグラフィックスプロセッサを搭載するなどした、最新技術の粋を集めた超ハイスペックなAndroidスマートフォンが登場する予定であることが明らかになっていますが、「Android 3.0」はこのスマートフォンに採用されるということなのでしょうか。

最低でも1GHz以上のCPUや512MBのメモリを要求しているため、「Android 3.0」に対応したスマートフォンはいずれも超ハイエンドモデルということになりそうですが、いったいどれだけのメーカーが対応できるのかが気になるところです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
iPhone 4キラーの「DROID X」が満を持して登場、Androidスマートフォンの普及速度は飛躍的に向上中 - GIGAZINE

CPUは2GHz、最新技術の粋を集めた超ハイスペックなAndroidスマートフォンが登場へ - GIGAZINE

超高性能スマートフォンを実現する新型Snapdragon登場、デュアルコアCPU搭載でフルHD動画などもサポート - GIGAZINE

シャープがAndroidスマートフォンのラインナップをさらに拡充へ - GIGAZINE

in モバイル, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.