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ソフトバンクの通信量の半分をユーザーの2%が占拠、通信量増大は「携帯事業会社の経営者の悩み」


アメリカの大手携帯電話会社AT&Tが通信量の増大を受けて、iPhoneなどのスマートフォンやiPadなど向けに提供されている「パケット定額プラン」を廃止して、従量課金制のプランに一本化したことを先日お伝えしましたが、日本でiPhoneやiPadを提供しているソフトバンクモバイルも決して対岸の火事ではないようです。

通信量の半分をわずか2%のユーザーが占める形となっていることが同社社長の孫正義氏によって明かされています。

詳細は以下から。
ソフトバンクモバイルの孫正義氏公式Twitterによると、パケット定額プラン維持に関するユーザーからの質問に対して「悩ましい問題。世界中の携帯事業会社の経営者の悩みです」という回答が行われ、明言を避ける形となっています。
Twitter / 孫正義: 悩ましい問題。世界中の携帯事業会社の経営者の悩みです ...


また、「トラフィック(通信量)を占拠しているユーザーはともかく、一般ユーザーに対しては定額制を維持して欲しい」という要望に対しては、わずか2%のユーザーが全体の50%ほどの通信量を占拠していることを明かしています。
Twitter / 孫正義: 2%のユーザーが全体の50%くらいの通信容量を占拠し ...


すでに同社はiPadユーザー向けに自社の公衆無線LANサービスを無償で提供する施策を導入しているほか、ブロードバンド回線を利用した小型基地局「フェムトセル」の本格導入に乗り出すなど、通信量を3Gネットワーク以外にも積極的に分散させようとしていますが、このまま通信量が増大し続けた場合、いつか「パケット定額プラン」の破たんする日というのが訪れるのでしょうか。

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in モバイル, Posted by darkhorse_log

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