どこでも「バリ3」になるNTTドコモの「フェムトセル」や最新技術「触力覚メディア」の紹介ムービー
携帯電話を利用するとき、一番困るのが電波が入らない「圏外」になることですが、ワイヤレスジャパン2009のNTTドコモのブースで、家庭でも利用できる小型の基地局装置「フェムトセル」が展示されていました。
また、いつでも「バリ3」を実現できるようになるフェムトセルに加えて、最新技術として「触力覚メディア」なるものが展示されていましたが、はたしてどのようなものなのでしょうか。
今回はムービーを交えて解説します。
詳細は以下から。
NTTドコモのブースでは「フェムトセル基地局装置」の展示が行われていました。フェムトセル基地局装置は既存のインターネット回線に接続することで、宅内などに自分専用のFOMAエリアを形成できるため、安定した音声通話やパケット通信を利用することが可能になるというもの
フェムトセルを利用することで家族の在宅確認も可能
新たに開発されたフェムトセル基地局装置は上り最大14Mbpsに対応しているため、携帯電話で下り最大14Mbpsの高速通信を実現できます
これがフェムトセル基地局装置
なんだか無線LANルーターのように見えなくもありません
同じくドコモブースで展示されていた「触力覚メディア」には長蛇の列ができていました
なんと30分待ち
これが「触力覚メディア」のマスタ装置
通信状況を確認できるモニタ
マスタ装置に刺激を加えたところ
無線通信を利用して、加えられた刺激と同じ感触を離れたところにあるスレーブ装置に伝えるのが「触力覚メディア」の仕組みです
さまざまなアイテムを利用してデモが行われていました
マスタ装置から伝わった刺激を利用してスレーブ装置でギターを弾くというデモ
実際に「触力覚メディア」のデモを行っている様子をムービーで見てみると分かりやすいかもしれません。
触力覚メディア01 in ドコモ@ワイヤレスジャパン2009
触力覚メディア02 in ドコモ@ワイヤレスジャパン2009
このような技術の研究を行っているということは、やはり将来的に携帯電話本体に搭載することを考えているのでしょうか。今後のNTTドコモの動向が気になるところです。
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