和歌山~徳島航路を利用して、大阪と徳島を自転車で往復してみた
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徳島で行われたイベント「マチ★アソビvol.3」では、痛チャリのステッカー作り体験ができるということで、「それではとりあえず自転車を持って行かなければなるまい」と思い、和歌山と徳島を結ぶフェリーを使って自転車で四国まで行ってみました。
昔は大阪南港と徳島港をつなぐフェリーもあったのですが、明石海峡大橋の開通により廃止。和歌山港発の南海フェリーであれば今でも徳島行きの船が出ているため、せっかくなので和歌山まで自転車で走って、フェリーで徳島に行くことにしました。
大阪市内を出発したのは14時30分。怪しいスーパーの看板などを楽しみながら南下します。
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運動不足のため休憩をはさみながら南海電鉄みさき公園駅に着いたのが19時24分。この先には峠があるのですが、この時点でかなり疲労してしまっていたため電車で和歌山港まで行くか本気で考慮。しかし、和歌山港まで行く電車は少なく、次の便は1時間30分待ちとなるため、そのまま自転車で行くことにしました。
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県境となる孝子峠の頂点。ゆるやかな坂なので自転車でも結構楽に登れますが、ガッツリ疲れていたため、頂点の手前で何もかも投げ出して道ばたで寝転がりたいと思う状態に。ただ、ここから先はずっと下りだったため、ペダルをこがなくてもダラダラと走っていけました。
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峠を越えて夕食を食べ、フェリーターミナルに着いたのは20時50分。大阪から和歌山港までは地図を見つつ迷いながらで、休憩も含めて約6時間30分ぐらいの移動時間となりました。
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直接フェリーが止まっている場所に行っても乗れないので、まずチケット売り場に。窓口の前には自動車などで来た人が車検証を持って並んでいました。
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自動車のほか、特殊手荷物扱いとなるバイクや自転車がない人は、自販機でキップを購入。大人1人2000円で、自転車はプラス600円となります。
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チケット売り場には売店や食堂などもありますが、最終便の発車前だったためシャッターを閉めるところでした。
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イスやテレビも用意されています。
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徒歩で来た人はチケット購入後、売り場内の階段からフェリーまで移動。
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ちょっと離れたところにあるので、動く歩道も使って移動します。
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自動車などで来ている人はそのまま船に乗り込むため、チケット売り場から出て車両を乗船口まで移動させます。すでに結構な数の車が並んでいました。
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バイクは自動車の前で待機。自転車はバイクの横で待つよう案内されました。
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港に到着したフェリーから車両が出てくるのを待って、バイクと自転車から先に乗船。このドックに車両は固定されて運ばれ、下船時は自動車の方が先に出ていきます。
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船の上から見た桟橋。客用の通路は他にあるので、徒歩の人でもここから船に乗ることはありません。
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バイクと自転車は先に乗れるので、人気のない船内が見られます。
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普通客室のじゅうたん席。普通客室の席は早い者勝ちなのでバイクや自転車で乗る人は有利です。
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普通客室のイス席。テレビやマンガも置いてあります。
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トラック運転手用の仮眠室などが備えられているドライバー室。この時は一般開放されていました。
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ドライバー室にはシャワーがあります。
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船内のトイレ。
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カップ麺や飲み物の自動販売機のほかに、スロットマシンもあります。
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追加料金を払えると入れるグリーン席。入り口のドアにはスモークがかかっていて中の様子はよく分かりませんでした。
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グリーン席の入り口のちょっと手前には、夜間の係員への連絡はスロットマシン横のインターホンを使うように書かれていました。
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さっきは気付かなかったのですが、スロットマシンのある所に戻って近づいてみると確かにインターホンがありました。
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和歌山から徳島までは約2時間かけて到着。マチ★アソビでの痛チャリ用カッティングシート制作記事はこちら。イベント前には詳細が分かりませんでしたが、作ったカッティングシートはそのまま持って帰れるタイプだったので、別に自転車を持ってくる必要はありませんでした。
痛チャリ用のカッティングシートを自分で作ってみた
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帰りは徳島港フェリーのりばから乗船。
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ゴールデンウィークだったためか、自動車で来ている人は予約していない場合、次の便に回されるほど混んでいました。バイクや自転車は予約できず、早い者勝ちでの乗船となるのですが、こちらもキャンセル待ちという状況。しかし、徒歩で来ている人は船内のスペースが許す限り入れるので、そんな状態でも問題なく乗船できます。
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船が出る直前でもキャンセルが出なかったので、慌てて自転車を輪行袋に入れて徒歩の客として乗船。自転車をドックに入れると必要な追加料金はなしで乗ることができました。
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和歌山港駅についてからは、自転車を輪行袋に入れたまま南海電鉄で大阪まで帰還。電車だと和歌山港駅から南海難波駅まで特急列車サザンに乗って直通で約1時間ほど。指定席車両と自由席車両を連結している列車なのですが、自由席であれば片道890円で行けます。徳島港付近には駅がないのでバスでの移動となりますが、電車とフェリーでがっちりと旅気分が味わえるので、自転車でなくても大阪と徳島間の移動を考えている人は移動手段の候補として考えてみてください。
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in 取材, 乗り物, Posted by darkhorse_log
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