NTTドコモがiPad向けにSIMカードを提供へ、Xperiaのアップデートも
今年1月末に発表されたAppleのタブレット端末「iPad」に対して、NTTドコモがSIMカードの提供を検討していることが2月に明らかになりましたが、本日NTTドコモの山田社長がiPad向けにSIMカードを提供する方針であることを正式に明らかにしました。
また、4月1日に発売され、3週連続で販売台数1位になるなど、好調な売れ行きを見せているソニー・エリクソン製のAndroidスマートフォン「Xperia」に対して、アップデートが提供されることも明かされています。
詳細は以下から。
NTTドコモ:iPad向けSIMカード販売へ - 毎日jp(毎日新聞)
毎日新聞社の報道によると、NTTドコモの山田隆持社長が28日に行われた決算会見において、AppleのiPad向けに小型のSIMカードを販売する方針であることを明かしたそうです。
これはAppleが「iPad」の発表の際に、SIMロックフリーで販売することを表明していたことを受けたもので、準備を進めているとのこと。NTTドコモではiPadを「高級ネットブック」と位置づけており、同社の回線を使って欲しいとしています。
また、同社が発表した(PDFファイル)決算発表会資料において、今後の取り組みとして、パソコン向けデータ通信事業の強化やスマートフォン事業の強化などが挙げられています。
NTTドコモが成長市場と捉えているパソコン向けデータ通信事業の今後の取り組み。タブレットパソコンや電子書籍といった外部機器との連携強化や第3.9世代携帯電話「LTE」対応端末のリリース、Wi-Fiとの連携によるトラフィックの分散などに重点的に取り組むとのこと。
スマートフォンに関する取り組みはこんな感じ。Xperiaに対しては年度半ばにiモードメールアドレスを利用できるようにするほか、Android1.6から2.1へのバージョンアップが予定されています。また、コンテンツについても重点的に取り組んでいくとされています。
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