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NTTドコモ、Appleの「iPad」向けに通信サービスの提供を検討中


携帯電話最大手のNTTドコモが日本時間の1月28日未明に発表されたAppleのタブレット型端末「iPad」に対して通信サービスの提供を検討していることが明らかになりました。

9.7インチのマルチタッチ対応タッチスクリーンや1GHzのApple A4プロセッサ、16GB~64GBのSSDを備えており、IEEE802.11 b/g/n対応無線LANやBluetooth2.1+EDR、モーションセンサー、GPS、電子コンパスなどを内蔵したにもかかわらず、薄さ12.5mmで重さ680g(最軽量モデルの場合)という軽量・極薄モデルとなった「iPad」ですが、エリア面に圧倒的な優位性があるNTTドコモの回線を利用できるのであれば、日本全国で利用できるモバイル機器として強い存在感を発揮できるのではないでしょうか。

詳細は以下から。
ドコモ、iPad用「SIMカード」販売へ : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

読売新聞社の報道によると、NTTドコモは2010年6月以降になるとされている「iPad」の3G対応モデルの発売に合わせて、同機種に対応した「SIMカード」の発売を検討しているそうです。


「SIMカード」はNTTドコモやソフトバンクモバイルが採用しているW-CDMAやGSMなどの通信方式の携帯電話の電話番号を特定するための固有のID番号が記録されたカードで、iPadには「マイクロSIMカード」という規格が採用されています。

なお、iPadは従来の携帯電話とは異なり、対応している通信方式を採用してさえいれば、SIMカードを本体に挿入するだけでどの携帯電話会社の通信サービスでも利用できる「SIMロックフリー」となっているため、NTTドコモだけでなく、iPhoneを販売しているソフトバンクモバイルから対応したSIMカードが発売される可能性も考えられます。

ちなみにイー・モバイルはNTTドコモやソフトバンクモバイルと同じ通信方式を採用しているものの、iPadが対応している850、1900、2100MHzの周波数帯域をサポートしておらず、iPadにはPCカードスロットやUSBポートが無いため通信カードの提供もできませんが、やはりモバイル無線LANルータ「Pocket Wi-Fi」とのセット販売を行うのでしょうか。

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in モバイル, Posted by darkhorse_log

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