取材

「GIANT KILLING」「バクマン。」などNHKの新作アニメに登場する声優たちが勢揃いしたプレミアムトークバトルに女性ファン熱狂


「バクマン。」のキャストが初公開された「NHK新作アニメプレミアムトークバトル」は、非常にフリーダムな雰囲気でかなりの盛り上がりを見せていました。

収録時のエピソードやアフレコでのあるあるトークを繰り広げる出演者に会場は笑いは絶えず、時折「小野Dー!」などといった声援が上がっていました。また、「GIANT KILLING」からマスコットキャラクターのパッカくんも登場し、ドアラ並みの自由な行動を繰り広げていました。

詳細は以下から。NHKアナによる司会進行。さすがの安定感です。


「春の2大スポーツアニメ」


「MAJOR」はなんと第6シリーズに突入。タイトル通りメジャーリーグで活躍するストーリーが展開されます。


主演の森久保祥太郎さんが登場。その瞬間、黄色い声援が飛び交います。


ずっと吾郎を演じてきた森久保さんですが、第6シーズンは「特にヤバイ」とのこと。これまでずっと困難を乗り越えてきた吾郎だからこそぶち当たる新たな「壁」があり、すべての人に訴えかけられる内容となっているとのこと。


森久保さんのトークに会場は笑いが絶えない状態でした。


続いて「GIANT KILLING」


主演の関智一さんは映像での登場。「会場に行って宣伝したかったが、役作りのためにイングランドにいるから無理なんです。」とコメント。


どう見ても背景はどこかの収録スタジオなのにイングランド遠征だと言い張る関さんを、森久保さんはちょっとあきれ顔で「相変わらずいい加減な人ですね」と一蹴(いっしゅう)。ベテラン同士だからこそ可能な歯に衣着せぬコメントです。

ルイジ吉田役の小野大輔さんが、マスコットキャラクターのパッカくんとともに登場。


森久保さん登場ですでにあったまっていた会場のボルテージが、さらにぐわっと高まります。


異なる作品の主演声優がフリートークをする貴重な機会です。


「スポーツアニメここが大変」というコーナーに突入。


登場人物が多く、スタジオが人だらけになってしまうとのこと。「MAJOR」はメジャーリーグ編に突入して外国人選手役の人が多く登場するため、太めで男らしい声の声優さんだらけで、まさに野球部の部室さながらだということ。ちょっとリアルな話ですが、空気の入れ換えもたびたび行っているそうです。


小野さんは「スライディングを入れたキャラが一瞬だれか分からずアドリブで声を入れたら、実は自分の役ではなくてイトケンさんのキャラだった」というNGエピソードを披露。人気声優2人の絡むエピソードに会場はどっと沸いていました。


ボールを投げる時のシャウトを演じわける森久保さん。スポーツアニメはこういった場面が多いので、必然的にアドリブが要求されるそうです。


パッカくんはドアラ級のフリーダムさで動き回っています。


「バクマン。」のキャスト発表がされて日野さんと阿部さんが登場すると、自分の番組を無視して絡みだし、その動きに好き放題声を当てる森久保さん。あまりにも自由すぎて収集のつかないことになっています。


こんな状況をアナウンサーがプロの手腕でなんとかまとめ、「新作アニメアフレコあるある」という、思わず役作りやアフレコ前にしているあんなことやこんなことを聞いていくコーナーを進行していきます。


森久保さんは「最初の収録時、現場のソファのどこに座るか迷う」そう。収録現場で座る位置は毎回定着するので、最初が肝心のようです。すみっこに座りがちだという「バクマン。」コンビとは対象的に、小野さんは大抵ど真ん中に座るというオレ様ぶりをアピール。しかし大変不思議なことに共演の女性声優はほとんど隣に座ってくれず、日夜悲しみをもてあましているそうです。


まだまだ小野さんのターンが続きます。新番組が始まる度に赤飯を食べるという小野さん。「意外とコンビニおにぎりで置いているところが多いから」とは言いますが、それにしてもなかなか古風な祝い方です。


日野さんは収録時の飲み物にジャスミンティーを選ぶことが多い、とのこと。そう言った後すぐに「これらの食品は声帯と関係ないです!」と出演者一同が否定しまくっていました。確かに彼らのコメントをもとに、声優を目指している人やファンの人が真似してしまうケースはありそうな気がします。


締めに入り、「バクマン。」コンビは「夢や青春を追いかけている年代の役柄なので、同年代の人たちにも共感してもらえる役柄にしていきたい」と意気込みを語ります。


八雲役に選ばれた小野さんは「出演者全員でお赤飯を食べたいと思います、コンビニおにぎりで。」とまたも赤飯に関する発言を繰り返します。どうやら自分のジンクスを声優界全体に定着させようと画策している様子。小野さん自身に霊感はないそうなので、それをカバーできるくらい魂を込めて臨みたい、ともコメント。


また、並行して出演する「GIANT KILLING」では出演者一同でサッカーをしたいと言っていました。イングランド遠征中の関智一さんとも合流して実現するといいですね。


子どもから還暦を迎える森久保さんのお父さんまでが楽しんで見ている「MAJOR」は、第6シリーズもあらゆる年代の人が「あるある」と共感できるものにしていきたいとのこと。これまでの進行で出てきたフレーズを折り込みながらさらっとまとめる手腕はさすが。


パッカ君が驚異的な身体能力を見せつけ、にぎやかなステージは幕を閉じました。


今後の予定はこんな感じ。どの作品も放映が待ち遠しいものとなりそうです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
プリキュアやまんとくんが開幕を見守った「東京国際アニメフェア2010」全記事一覧まとめ - GIGAZINE

「バクマン。」のキャスト、サイコー役に阿部敦、シュージン役には日野聡で発表直後は会場騒然 - GIGAZINE

「ジャンプフェスタ2010」屋台村で売られていた、少年ジャンプ連載作品をイメージした食べ物いろいろ - GIGAZINE

in 取材,   アニメ, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.