ポッチャリしていたことで命が助かったと感じた女性、「今後はもっと太っていきたい」と抱負を述べる
2010年2月22日、旅行先のアトランティックシティで突然腹部に銃弾を受けたサマンサ・リン・フレーザーさんが一命を取り留め、そのことで自らの体形に対するとらえ方が変わったということが報じられていました。
この事件が起こるまで彼女はやせたいと強く願っていたようなのですが、自らの脂肪に命を救われたと感じたことで考え方が変わったのか、事件後のインタビューに対して「これからは、脂肪が銃弾を止めてくれるのなら積極的に太っていきたい」と抱負を述べています。
詳細は以下から。
'My love handles saved my life,' says bystander shot in Atlantic City - pressofAtlanticCity.com : Atlantic City
フロリダ在住のサマンサさんは、事件当時、家族のはからいでアトランティックシティに旅行に来ていました。22日早朝、同行していた彼女のいとこであるキンバリー・ムーアさんと飲み物を買いに行こうと店に向かったところ、ポンという音が2度聞こえたそうです。とっさに店内に隠れたものの、サマンサさんが腹部にかみつかれたような激痛を感じて手を当ててみると銃弾を受けて出血していたことが分かりました。自身が撃たれたにもかかわらず、サマンサさんは混乱しているいとこの手当を医師に強く頼んでいたということです。
探偵事務所の調査の結果、狙撃を行った犯人の標的はサマンサさんではなく、別の人物だったことが判明しました。サマンサさんは家族から「ぜい肉のおかげで命が助かったんじゃないか」と言われたことを受けて、「以前はやせたい、やせたいと大声で言い散らしていたけれど、もうダイエットはしたくないわ。銃弾を止めてくれるなら、これからはどんどん太っていきたいわね」とコメントしています。彼女の受けた傷に関しての医師のコメントは掲載されていないため、ポッチャリ体形が命を取り留めた要因だったのかどうなのかは不明。ただ、この意識が銃撃のトラウマ(心的外傷)を乗り切るお守りのような役割を果たしているのかもしれません。
こちらがインタビューに答えているサマンサ・リン・フレーザーさん。確かになかなかの肉体の持ち主です。ちなみにまだ犯人は逮捕されておらず、有力な情報の提供者には報奨金が与えられるなど必死の捜索が続いているようです。
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