ガスバーナーで豪快にマグロを焼く野外立ち飲み居酒屋「とよ」で山盛りの刺身を食べてきました

京橋の居酒屋で最もスゴイお店といえば「とよ」です。
「とよ」の特徴の一つは味の良さ。毎日、大阪中央卸売市場や鶴橋市場から仕入れた新鮮な品を使っていて、仕入れ状況によってメニューも変わります。そして、もう一つの特徴がキャラの濃い”おっちゃん”。まるで調理場は自分のステージであると言わんばかりの面白トークを聞かせてくれます。
これほどの面白店舗に行かないわけにはいかない、ということで、訪問してきました。
「とよ」があるのは都島区東野田町3丁目のこのあたり、山内書店の向かい側です。
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JR京橋駅からは北口を出て南東方向へ向かいます。京阪京橋駅からは中央改札口を出て出入口2(ダイエー方面側)へ。京阪方面から環状線のガード下をくぐってすすんで行く様子はこんな感じになります。
YouTube - 京橋を代表する立ち飲み居酒屋「とよ」へ向かって歩いて行く
とんでもなくフリーダムな場所に辿りついてしまいました。ここが居酒屋とよです。

基本メニューはコレ。まぐろの赤身、トロ、大トロ、うに、いくらの5種類。

その他のメニューは日替わり。仕入れ内容によって変わるようで、この日はタイやイカ、ふぐが入っていますが、カンパチがあったりもするようです。

飲み物メニュー。ウーロン茶は150円で飲み放題。

ペットボトルから自分で注ぐシステムです。

豪快ですね。

定休日は日曜、月曜、木曜、祝日。営業時間は16時30分から21時(土曜は15時30分から20時)ですが売り切れ次第終了。開店とほぼ同時に行列ができることも多々あるそうです。

この日はかなり冷え込む日だったこともあり、行列がなかったのですぐにテーブルにつくことができました。

おっちゃんはいろいろと作業中。

3人だったので3人コースを注文しようと思ったのですが、店員さんから「2人コースでだいたい4人前はあるので、2倍して考えてもらった方が……」というアドバイス。コース以外にもいろいろ注文する予定だったので2人コース(5250円)にしました。

うにといくら(単品1人前:2700円)。山盛りすぎて一体何なのかわかりません。

軍艦巻というか、巻き寿司の上にうにといくらをドバッとかけたものですね……。


いくらはこぼれまくっています。

持ち上げてみました。1個の巻き寿司あたりのうにの量がハンパではありません。

これはカニと貝の酢の物(単品:450円)。

これもまた、山盛り。


そしてカニや貝も1切れあたりのサイズがデカイ。


赤身とトロの盛り合わせ。

ごっついトロ。


そして角切りの赤身。ここまでの品がコースメニューです。

マグロのホホ肉のタタキ(630円)。メニューには載っていませんでしたが、とよの名物メニュー。


知っている人にすれば、とよといえばコレというぐらいに有名。

牛肉のように脂がのっていますが、決して胃もたれしないさっぱりとした味わい。

このタタキはおっちゃんがガスバーナーを使って一気に焼き上げて作っています。タタキを作るたびにこのパフォーマンスが見られるわけで、実にエキサイティング。
YouTube - ガスバーナーでマグロのほほ肉を焼く「とよ」のおっちゃん
うなぎの蒲焼(1匹:900円)

さっきのボリュームに慣れてしまうと「あれ?普通?」という印象に。


あっという間にペロリと平らげてしまったので、ガンガン追加で注文していきます。

寒いながらも、ほぼ満席状態。並んでいる人がいないので、これでもお客さんは少ない方かもしれません。


焼うに(1800円)はゲタごと焼いているようです。

さすが、火力が違いますね。


表面はちょっと焦げていますが、中はトロトロ。焼いたことで甘味が増しているように感じます。

当然、争奪戦に……。なんて醜い争いなのでしょうか。

ノリで巻いて軍艦巻風にしてみました。ちょっと贅沢すぎるかも。

ちなみにうにはロシア産だそうです。

鯛の煮付けは1200円~。サイズによって値段が変わるそうで、今回はカシラを選ばせてもらいました。


コレで1500円。


あっという間に表側を食べ尽くし、裏返しに。

骨までしゃぶり尽くしてしまいました。

ふぐの酒蒸し(2200円)。


ネギたっぷり、ふぐもたっぷり。

野外の立ち飲みで冷えやすいだけに、体の中から温まっておいしさが染み渡ります。ぷりっとしたふぐの食感も最高。

合鴨のロースト(900円)。

うなぎのタレか?というような甘めのタレでした。

締めはトロ巻き(600円)、うなきゅう巻き(600円)。

シャリより具の方が多いものも。

ちなみに屋外店ということで気になるトイレはここ1年半の間にリニューアルされたようで、非常にきれいなトイレでした。

簡易トイレではなく、ガッチリとした土台付き。

でも、電気の配線はちょっと不安になるような適当な感じでした。

おっちゃんのノリが非常に良くて、話をしながら飲み食いしていると思った以上に長居してしまうお店。居心地がいいので、山盛りの刺身や寿司を食べながら一杯ひっかけるのに最適です。


ちなみに、帰りのガード下はこんな感じ。ここを歩いて行った先にお店があります。歓楽街から道を1本外れたところにあるため、最初は道を間違ったかと思ってしまいますが、大丈夫です。

お店のある路地は通行量がそれなりにあるものの幅が狭いため、路上駐輪はやめましょう。

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