イギリスの庭園で紅茶を飲むことが禁止に、理由は「うるさい」から
世界でもトップクラスの紅茶消費量であるイギリス。そのイギリスにある修道院で、紅茶を飲むことが禁止される場所ができるそうです。理由は紅茶をすする音などがうるさいからということですが、美しい景色を眺めながら紅茶を楽しめなくなるということで、反対意見を出している人もいます。
詳細は以下から。
Tea drinkers banned from abbey garden in UK for slurping too loud - dnaindia.com
紅茶が禁止されるのはノーサンプトンのDelapre修道院の庭園。禁止の理由は人々が紅茶を飲む音や食器を鳴らす音が大きく、平穏が妨げられるというものだそうで、ノーサンプトン議会のAndrew Holden氏は「我々は庭園を平和な空間として保ちたい。紅茶を飲むことはそれを阻害する」としています。
Delapre修道院の西側正面。
年間12万人の訪問者があるDelapre修道院では、庭園のティールームでの収益が大きな財源になっているそうですが、修道院の前の駐車場として使われている所にテーブルとイスを移し、今後はそこで紅茶を飲むようにするとのこと。Delapre修道院の友の会・会長であるGraham Walkerさんは「美しい庭ではなく駐車場で紅茶を飲むのでは雰囲気が台無しだ」と訪問者の減少を危ぶんでおり、議会との妥協案が見つかることを望んでいます。
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