ホワイトハウスのレプリカ、約10億円で売り出しへ

有名な建物に対して憧れを持つ人は結構いるようです。日本でも城を模した家に住んでいる人がいますが、アメリカにはホワイトハウスのレプリカを建てて住んでしまっている人がいます。

しかし不況のため、約10億円で売り出すことを決定。内装もかなり作り込まれているため決して高い買い物ではないのですが、持ち主は「実のところ売ってしまいたくない」と未練がある様子。いったいどのような建物なのでしょうか。

詳細は以下。
For sale: The back yard White House with Oval Office and Lincoln Bedroom for a bargain $10m | Mail Online

Atlanta Journal - Hard Times Find Replica of White House for Sale - NYTimes.com

このレプリカ・ホワイトハウスがあるのは米国東海岸のジョージア州アトランタ。持ち主のイラン人不動産開発業者、フレッド・ミラニが7年前に自分の家として建てたものですが、最近の経済状況の悪化により不動産の価格が大きく下落したため売却せざるを得なくなったそうです。価格は約988万ドル（約9億1千万円）で、未だ売却先は決まっていないそうですが、ドバイなどの富裕層に需要があるかもしれないとのこと。

近所の人の意見は様々。このレプリカについては「近所にホワイトハウスがあって嬉しい」といった好意的なものから「観光客が増えてうざったい」というものまで賛否両論です。

これがホワイトハウスのレプリカの航空写真。

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約7割の大きさのレプリカということですが、このように迫力十分。

夜はライトアップされます。

ガレージと比べてみるとやはりだいぶ小さい。

本物と違って裏庭にはプールがあります。

中もしっかり作り込んであります。政府高官や来賓でごったがえす本物と比べると小さいのですが、普通の家と考えると超豪華な玄関口。

大統領の書斎、オーバルルームを模した部屋には星条旗とイラン国旗が掲げられています。

ダイニングもそれっぽい。

外国の来賓が宿泊するリンカーン・ベッドルームもこのように再現。ベッドルームは計7つとのこと。

もう一つのダイニング。ちなみにトイレは浴室含め6つあるとのことです。

景気の悪化で売却されるレプリカに「God Loves You（神はあなたを愛しています）」という植え込みはなんとも皮肉です。