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チリの50ペソ硬貨にスペルミスが発覚、「CHILE」が「CHIIE」になっていたとして担当者がクビに

(by condeorloff)

南米にある細長い国土を持つ国として有名なチリで、使用されている硬貨にスペルミスが発覚しました。見つかったのは50ペソ硬貨の国名部分で、「CHILE」となっていなければならないところが「CHIIE」となっていたそうで、造幣局の担当者がクビになったそうです。

詳細は以下から。
チリの硬貨に国名のスペルミス、責任者が解雇される | 世界のこぼれ話 | Reuters

BBC News - Chile mint boss pays the price of coin spelling howler

問題の硬貨はこちら。たしかに「C-H-I-L-E」ではなく「C-H-I-I-E」と綴られています。

(by condeorloff)

この硬貨は2008年から使用されているもので、造幣局の何名かのミスによって作られてしまったもの。コイン収集家の間では「これはコレクターズアイテムになる」と喜ぶ声もあるようですが、チリの造幣局ではすでに流通している分のスペルミス硬貨を回収する予定はないそうです。


チリの造幣局がミスをしたのはこれが初めてではなく、2009年10月にはしかるべき博物館に収蔵される予定だった貴重なメダルが誰かの手によってコイン収集家に売られるという事件があり、11月にはミシェル・バチェレ大統領の顔が刻まれた別のメダルが市場に流通してしまったという事件も起こっています。

また、世間ではクビにするのはやりすぎだという反応が大きいようです。以下はその反応の一例。

・新しい硬貨は好きだね!将来のために何枚か貯めてあるんだ。僕が思うに、全部の硬貨はこれと同じように作って、国名を変えるべきなんだ!
・誰が硬貨に「L」がないからって気にするんだ?
・硬貨は小さくて、スペルミスもとても見えないぐらいだよ。すごくおかしいけどね。チリはこんな小さな欠陥より、もっと大きくて美しいよ。
・私はチリに住んで15年だけれど、こんなニュースはTVで見たことがない。まさか解雇されてしまうなんて思わなかった。チリではニュースが検閲されているのかな?
・解雇するべきではなかった、「To err is human(過ちは人の常)」だ。結局、そのミスでは誰も損害を受けていないよ。
・いま、手元の小銭を見ていたら1枚混ざっていた!取っておくことにしよう。

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in メモ, Posted by logc_nt

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