小惑星帯で彗星のように光の尾を引く謎の物体をハッブル宇宙望遠鏡がとらえる

地上からの観測に比べて大気などの影響を受けず精度の高い観測が可能なハッブル宇宙望遠鏡が、これまでにない不思議な写真を撮影したそうです。一見、尾を引く彗星のように見えるこの物体は、彗星と違って中心となる核周辺の構造がおかしく、尾の部分にはガスがないとのことで、現時点では謎の物体となっています。
詳細は以下から。
APOD: 2010 February 3 - P2010 A2: Unusual Asteroid Tail Implies Powerful Collision
火星と木星の間にある小惑星帯で発見された「P/2010 A2」。

アルファベットの「X」のような形が見える先端。

予測では2つの小惑星が衝突して生じたデブリではないかと見られていますが、その場合小惑星はライフル銃の5倍以上の速度である時速1万5000km以上で衝突しており、発生したエネルギーは核爆発をはるかに上回るものであるとしています。
通常の彗星はこんな感じ。ガスなどで構成されているイオンテイルを中心にしてまわりに塵などで構成されるダストテイルが尾として見られる形になっています。

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in サイエンス, Posted by darkhorse_log
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