「東のエデン」システム稼働開始、AR(拡張現実)技術を利用してキャラクターを画像認識しプロフィールを表示
現在、映画がロードショー中の「東のエデン」。作品に出てくる画期的な技術の一つが、画像をリアルタイムに判断し、その人物や物体につけられた情報を読み出せたり、自分が情報を付け足したりできる「東のエデンシステム」で、作中ではみんながGoogleで検索するかのように抵抗なく使用しており、町中ですれ違った人に対して使用するとその人のプロフィールが見られたりするほどでした。
このシステムをそのままではないものの、実際に体験できるイベントが行われています。場所は吉祥寺パルコで1月24日まで。また、1月9日にはテアトル新宿と池袋テアトルダイヤでAR舞台挨拶が行われるそうです。
詳細は以下から。
ALTERNATIVE DESIGN++
http://alternativedesign.jp/
フジテレビ“ノイタミナ” TVアニメ 東のエデン
これは東のエデン製作委員会、「天才てれびくん」で世界初のAR生放送システムを設計したAR三兄弟、ダイアモンドヘッド株式会社の合同プロジェクトで、アニメ「東のエデン」に出てくる「東のエデンシステム」を現実に移植したもの。
開発したのはAR三兄弟で、Webカメラに向けてキャラクターストラップをかざすと独自の画像処理プログラムが動作、登場人物にタギングされた情報(プロフィールやtwitterやケータイから書き込まれたコメント)がAR上にリアルタイム表示されるという形になっています。これに伴って公式BOTアカウントがtwitterに登場しています。キャラクターたちはそれぞれにグッとくる言葉や地雷ワードが設定されており、それを話しかけると彼ららしい反応を見せてくれる仕掛けが施されています。
滝沢朗は話を聞いているんだかいないんだか……。
考えまくりの森美咲。
自分の才能をアピールする板津豊(パンツ)。ほかに「ワシの高尚な調べごとに興味を持つな、データが腐る。」なんて反応も。
「みったん」と呼びかけられて嫌がる葛原みくる(みっちょん)。
1月6日から24日まで、吉祥寺パルコ6Fに「東のエデン プレミアムショップ」がオープンし、店舗内で「東のエデンシステム」を実際に体験できるようになっています。ここでは、キャラクターの画像をカメラで撮影するとそのプロフィールが表示されたり、作中と同様に情報を付け加えたりできるようになっているそうです。
このほか、1月9日のテアトル新宿(19時20分回上映前)と池袋テアトルダイヤ(19時50分回上映後)には神山健治監督、滝沢朗役の木村良平さん、板津豊役の檜山修之さんによるAR舞台挨拶が行われることになっています。
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