100万羽のカモが湖を白く染める
寒さや暑さを乗り越えるために一斉に移動する渡り鳥。そんな渡り鳥が飛行ルートにある湖で休憩し、湖一面が鳥だらけになっている写真です。今回撮影された湖では100万羽ほどのカモが訪れたようで、非常に壮観な景色になっています。
詳細は以下より。
Snow geese stopover at wildlife refuge en route to wintering grounds | Mail Online
湖がカモで埋め尽くされている写真。湖が白く染まり壮観です。
この写真はアメリカ・ミズーリ州のスコークリーク国立野生生物公園で撮影されたもので、ここはカモの1種であるハクガンがカナダ中部からメキシコ湾沿岸まで移動している途中の休憩場所になっているそうです。今年は約100万羽ほどいるとされており、年々数が増えてきているとのこと。一時はハクガンの生息数が非常に少なくなり1916年から1975年まで狩猟が禁止されていたのですが、今では30年前よりも3倍以上に増えているようで、毎年5%以上の割合で増え続けているそうです。
これがハクガンたちが移動するルート。毎年8月から10月の間で移動を行うそうです。
ハクガンたちが湖から飛び立つ様子。
ハクガンたちは3000フィート(約920m)ほどの高さを時速40マイルから50マイル(時速65kmから80km)の速さで飛行するそうですが、中には2万フィート(約6km)の高さで飛ぶハクガンもいるそうです。
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