ディズニーワールドのモノレールで衝突事故が発生、運転手1名が死亡
フロリダ州にあるディズニーワールドで、モノレール2編成が衝突し運転手の男性1名が死亡するという事故が発生したそうです。モノレールには乗客が6名乗っていましたが、こちらは無事だったとのこと。ディズニーワールドではこれまで38年間モノレールを運行してきましたが、これが初めての人身事故だったそうです。
詳細は以下から。
One Cast Member Dead in Disney Monorail Crash | The Disney Blog
亡くなったのはモノレール運転手のAustin Wuennenbergさん(21)。
事故車両。画面左側・桃色の帯をつけた編成が右側にいる紫帯の編成にぶつかっていったそうです。
ディズニーワールドではこの日は花火の打ち上げなどがあり、通常は22時で閉園となるところを深夜1時(25時)閉園に延長していました。事故が発生したのは深夜2時ごろで、桃色帯の編成はEPCOT線での運用を終え、保守点検のためにモノレール基地のあるリゾート線へ向かうはずだったのですが、運転手が気付かぬままにEPCOT線のTicket and Transportation Center駅(TTC駅)へ進入してしまいました。一方、紫色帯の編成はMagic Kingdomから駐車場へ向かう1組の家族を乗せており、桃色帯の編成がリゾート線へ移動するのを待っているところでした。
画面中央下に示されているのが事故現場となったTTC駅。
桃色帯の編成が近づいてきたのに、なぜもう一方の編成の運転手が何も反応しなかったのかは明らかになっていません。モノレールは1編成ごとに運転手が乗り込んでおり、閉塞区間内に別の編成がいた場合は自動的にブレーキがかかるシステムになっていますが、手動で解除することもできるようになっているほか、管制システムで進路がクリアーになっているかどうかチェックできるようになっており、今回の事故は複数のヒューマンエラーが重なった悲劇だと見られています。
事故直後のTTC駅構内。
衝突時につぶれた車両の先頭部分。
TTC駅はモノレールの乗り換え駅となっていました。
これまでディズニーワールドでは38年間モノレールを運行してきましたが、死亡事故が発生したのは初めてだそうです。
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