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着メロサイトが30万人分以上の会員情報を出会い系サイトに横流し、数百万円で販売か


携帯電話の着信メロディやゲームなどを配信するサイトを運営する東京都内の会社が、登録した会員の情報を複数の出会い系サイト運営会社に横流ししていた疑いがあることが明らかになりました。

横流しされた情報は30万人以上にのぼるとされており、数百万円で販売されていたとのこと。

詳細は以下から。
asahi.com(朝日新聞社):着メロ会員情報、出会い系に横流し メルアド30万人分 - 社会

朝日新聞社の報道によると、東京都内のコンピューターシステム開発会社「カピバラシステム」が、運営している着信メロディ配信サイトやメールにアニメ画像などを添付するデコメサイト、ゲームサイトなどの約10の携帯電話向けサイトに登録された会員のメールアドレスや年齢、性別、居住地といった情報を、複数の出会い系サイトに横流ししていたことが明らかになったそうです。


これは複数の出会い系サイト運営会社幹部や内部資料によって明らかになったもので、カピバラシステムは出会い系サイト規制法で利用を禁じられている18歳未満の情報を削除した上で、毎月3~4万人分の会員情報を出会い系サイト会員として自動登録する形で提供していたとのこと。

また、同社は販売代理店を通じて出会い系サイト運営会社に会員情報を自動登録するシステムを数百万円で販売していたとされています。

なお、昨年5月に改正された「特定電子メール送信適正化法」において、広告宣伝メールはあらかじめ送信に同意した相手に対してのみ認められる「オプトイン方式」が導入されていますが、総務省総合通信基盤局消費者行政課はこの件に関して、将来送られてくる広告や宣伝メールの具体的なサイト名を記していないことから、同意を得たとはいえないため、同法に違反している疑いが強いと指摘しています。

ちなみにカピバラシステムの公式サイトは6月22日12:00時点でアクセス不可となっており、求人サイトにおいても募集が一時停止されています。

Capybara System Corp. カピバラシステム株式会社

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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