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マイクロソフト、無料の新型アンチウイルスソフト「Microsoft Security Essentials」のベータ版を公開へ


マイクロソフトが無料の新型アンチウイルスソフト「Microsoft Security Essentials」のベータ版を公開することが明らかになりました。

また、現在提供されているアンチウイルスソフト「Windows Live OneCare」はサービスを終了するとのこと。

詳細は以下から。
Microsoft announces free antivirus, limited public beta - Ars Technica

この記事によると、マイクロソフトはウイルスやスパイウェア、rootkit、トロイの木馬などの対策ができる無料の新型アンチウイルスソフト「Microsoft Security Essentials」のベータ版を6月23日に公開することを正式発表したそうです。


ベータ版は英語版とポルトガル語版の2種類が用意される予定で、公開当初は対象人数を7万5000人に限定して公開され、好評であればさらに公開する人数を増やす予定とのこと。

なお、「Microsoft Security Essentials」は32ビットまたは64ビットのWindows XP、Windows Vista、Windows 7において利用可能とされており、マイクロソフトは夏に予定されているRC版またはベータリフレッシュ版の公開を経て、秋に製品版をリリースすることを目指しています。

これが「Microsoft Security Essentials」のスクリーンショットです。


また、有害なマルウェアやウイルス、スパイウェアを除去する機能や、リアルタイムでウイルスやスパイウェアに対処する機能に加えて、ファイルがシステムの改変を試みたり、悪意あるファイルをダウンロードしようとするなどの不審な行動を取っているにもかかわらず、ウイルスであると認知されていない場合に、対象ファイルのデータをマイクロソフトのサーバーへ送付して対策方法を確認する「Dynamic Signature Service(DSS)」機能が採用されていることも大きな特徴となっています。

パソコン上に脅威となる問題が発見された場合はこんな感じに。


ちなみに「Microsoft Security Essentials」はWindows XPがインストールされているパソコンの場合は500MHz以上のCPU、256MBのメモリ、Windows VistaまたはWindows 7がインストールされているパソコンの場合は1GHz以上のCPU、1GB以上のメモリが必要スペックとされているほか、140MB以上のHDDの空き容量とインターネット接続、800×600以上のディスプレイが必要だそうです。

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in メモ,   ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

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