器から立ち上る火柱、京都の「めん馬鹿一代」でちょっと危険なラーメンを食べてきた
スシやカレーと同じく広く国民に愛されている食事、ラーメン。食の発達と共に様々な具の入ったラーメンが開発されてきました。
調理方法もラーメン店によって千差万別で、かつて日本の首都であった京都には、高温の油を注ぎ込むことで器から火柱が立ち上がるラーメンを食べられる店があるそうです。
ちょっと危険な感じもするラーメンですが、実際にどのような光景が見られるのか行って確かめてみました。
衝撃的な光景となった店内の写真や火柱の上がるラーメンムービーは以下から。
店に赴いたのは深夜。街が静まりかえる中、明かりのついている店が見えます。
これが「めん馬鹿一代」の入り口。
この青い看板が目印。
ビルに取り付けられた小さい看板は赤色です。
駐車場も用意されていました。
店の扉に貼られているメニュー。ラーメン以外にも色々とそろえられています。
これが火柱の上がるネギラーメン。単品だと950円。
ラーメン・焼きめし・セットメニューを頼むと無料券やラーメンばちなどと交換してくれるサービス券がもらえる。
ネギラーメンを食べられるお客様への5つのお願い。危険なのでネギラーメンが食べられるのはカウンターだけ。
調理の様子が見られるカウンター席。
店内にはカップめんが飾られていました。
ファミリーマートとのタイアップで2004年に出されたものだそうです。
普通のメニューを食べるテーブル席。
グループの中で1人だけネギラーメンを頼むと、他の人はテーブル席に回されます。
ネギラーメンを頼むと店員さんがカウンターの周りにあるものにタオルをかけはじめました。
机をよく見ると何か焦げたような跡がついています。
カウンターの上にも何かが燃えたような跡が……。
油が跳ねるのを避けるためということで紙エプロンが渡されます。
火にかけられる材料たち。
火柱を上げる前に、店長からグラスをカウンターの下に隠して、腕を後ろに回し足を踏ん張って体をそらし、大きな声で騒いだりわめいたりしないように指示が出ます。
そして火柱が上がるラーメン登場。高温のねぎ油によって炎が出ています。
では店長によって火柱が上がる瞬間を写真でもう一度。
ねぎ油を注ぎ込む瞬間。
火が出る様子を連射で撮影しました。
大量に注いでいるように見えますが実際入れられるのはネギ油30ccのみ。
360℃という高温のネギ油がスープに注ぎ込まれることで激しい火柱となっています。
本当にこんな炎が出ます。
あるテレビ番組が取材のため普段より手前に鉢を置いて火を出したため一部焦げてしまったというメニュー。
完成したネギラーメン。価格は1杯950円。器には触らないように注意されます。
火柱が出たほどなのでとんでもなく熱いラーメンになっているのかと思いきや、スープとメン自体はそれほど熱くなく普通に食べられます。味の方はもうちょっと濃くしてもいいのではないかと思えるほど、かなりあっさりした味。チャーシューと大量のネギが入っていますが、めんとスープだけだと物足りない感じがあるので薄味が好きな人以外は具を食べるバランスを調整した方がよさそうです。
スペシャルセット(1820円)を頼むと出てくる唐揚げとチャーハンと餃子。
ラーメンと同じくチャーハンと餃子も薄味仕様。唐揚げは一般的な濃さの味となっていました。ラーメンと合わせて全部食べるとかなりお腹いっぱいになります。
器は店のオリジナルでした。
「めん馬鹿一代」の場所はココ。二条城の近くにあります。周りで注文している人がいるだけでも熱気を感じるので、近所にいくことがあったら体感してみてください。
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