箱根補完マップを使って「エヴァンゲリオン」の街・第3新東京市の舞台探訪に挑戦 後編


第3新東京市の舞台探訪に挑戦 前編」では箱根湯本や大涌谷などを紹介しましたが、今度は第3新東京市が位置する仙石原を中心に紹介します。第3新東京市は芦ノ湖北岸に作られた使徒迎撃専用要塞都市で、地下の巨大空洞・ジオフロントにはNERV本部が置かれているほか、町のいたるところにエヴァの射出口や武器を格納したビルなどが設置されている、という設定になっています。実際には第3新東京市は作られていませんが、果たして現状はどうなっているのでしょうか。

詳細は以下から。
「第3新東京市」中心部へ移動。ほとんどがゴルフ場のコースになっており、その間を抜けるような形でサイクリングロードが設けられています。


このコースの地下にジオフロントがある、という設定。あってもおかしくないような気はします。


しかし、見渡す限りゴルフ場になっているか、木々がうっそうと茂っているかのいずれかで、とても都市が造られそうな雰囲気ではありません。


第二次直上会戦(エヴァ初号機とシャムシエルの2度目の戦闘)が行われたあたり。


このあたりの下がNERV本部ということになっています。


シンジやレイ、アスカが通っているのが「第3新東京市立第壱中学校」。写真はそのモデルになったとみられる箱根町立仙石原小学校。


プールが離れていますが、グラウンドの位置関係などは第壱中学校ぽいかも。ただし、テレビ版第弐拾六話のように先生が車を校舎の真下まで乗り付けることは無理なようです。



一方、こちらは仙石原中学校。エヴァと使徒の戦闘のせいで妹がケガしてしまったため、トウジが「ワシはお前を殴らないかん。殴らな気が済まんのや」と言ってシンジを殴った場所は仙石原中学校の方が雰囲気が似ている、という声もありますが、実際の作中に出てくる第壱中学校のモデルは前述の通り小学校の方です。ひょっとすると小中学校のイメージをあわせて作ったのかもしれません。


平成20年に町立小中学校の統廃合が実施され、湯本中学校と仙石原中学校は箱根中学校に統合されてしまったそうです。


まだまだ校舎は新しいですね。


ミサトのマンション「コンフォート17」が建つ予定の場所。


コンフォート17はテレビ版第弐話で全景が写りますがミサトの部屋以外は電気が点いておらず、その他の話でもミサトたち以外の住民の姿は見られません。なお、テレビ版第弐拾六話ではシンジたち一家が住んでいることになっていて、他の部屋にも普通に住民が住んでいるような描写が為されています。


こちらは綾波レイの住んでいたマンションがあるという設定の場所。まったく開発されていません。


レイが住んでいたのは第3新東京市を開発した労働者たちが暮らしていたマンションの一棟の402号室。こちらもミサトのマンションと同じく、劇中では他に住民が住んでいるような様子は見られませんでした。


シャムシエル襲来の報を受けて第壱中学校の生徒たちはシェルターに待避しますが、どうしてもエヴァの戦闘が見たいケンスケはトウジに頼み込んでシェルターを抜け出します。その時、シェルターから出てたどり着いたのがこの神社。場所は仙石原北部に位置している公時神社(金時神社)を想定しており、外観は芦ノ湖湖畔にある箱根神社を模しているとのこと。


公時神社の祭神は坂田金時、つまり金太郎です。そのため、巨大なまさかりが奉納されていました。


手水鉢の岩は手形のようにくりぬかれています。


階段の上に本殿。トウジたちが駆け上がった階段はもっと長かった気がします。


神社の裏からは金時山に登ることができます。夕陽の中、地下から地上へとせり上がってくる第3新東京市のビル群を見ながらミサトが「これが使徒迎撃戦用要塞都市、第3新東京市、私たちの町よ。そして、あなたが守った町」とシンジを褒めた印象的な場面はこの金時山からの眺望だそうなので登ることにしたのですが、かなり大変な山道です。


途中にあった「金時蹴落石」。坂田金時が蹴落とした石なのでしょうか。


さらに登っていくと、登山道が林道と交差します。ミサトはシンジを車で展望台まで連れて行ったのでひょっとするとこの林道を使ったのかもしれませんが、許可車両以外は進入禁止とのことなのでやはり歩いていくしかないようです。


金太郎が山姥と一緒に雨露をしのいだという「金時宿り石」。巨大な石が真っ二つに割られています。


グイグイと登っていくと、ちょっと見晴らしにいいところに出ました。しかしあいにくの天気で町がほとんど見えず、これではシンジが「すごい!ビルが生えてく!」と感動した景色がよくわかりません。


神社から30分以上登ったところの注意書き。険しい道だということがわかりますが、ここまで来て引き返すわけにはいきません。


注意書き通り、登山道のそばは切り立った崖になっています。


登り始めてから45分ほど、ようやく頂上の光が見えてきました。


金時山頂上、到着です。


金太郎茶屋はシャッターが降りていました。


お隣の「金時娘の茶屋」は営業中。


新田次郎の小説「強力伝」のモデルになった人物の娘さんがやっている茶屋だそうです。


しかし、せっかく山頂まで登っても天気は回復せず。むしろ天気が悪化してきて何も見えません。


諦めて下山したところ、天候が少し回復。


第3新東京市になると、ゴルフ場の部分がすべてビル群になるわけですね。これは確かに見事な眺望で、ミサトがシンジに見せたくなるのもわかります。しかし、本当の展望台はいったいどこだったのやら……。


ちなみに「箱根補完マップ」では写真の角度から見て長尾峠へ行く途中から撮影したものを使っているようです。


こちらも悪くないですが、芦ノ湖がちょっと見えづらいのが難点ですね。


箱根湯本や強羅、芦ノ湖など現在ある場所をモデルにした所は簡単に行けるのですが、影も形もない「第3新東京市」を訪問するのは大変です。マップの名前通り、自分の頭の中で映像を補完しつつ訪問するのは楽しいですが、ぱっと見てわかる場所ばかりではないので「初心者でも面白い舞台探訪」というわけにはいかないかも。

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