遠く離れてしまった恋人と写真を使って心を通わせるためのひと味変わった試み

心の距離と物理的な距離には何か関連があるのか遠距離恋愛は成就しにくい……というのはよく聞く話です。そういったカップルはEメールやSkypeなど無料の音声通話ソフトで密に連絡をとりあうことが多いと思われますが、写真共有サイトFlickrを通じて出会った遠距離恋愛のカップルは、写真を利用したあるユニークな方法で、お互いの気持ちを強く伝えあう方法を編み出したそうです。

詳細は以下。
So near, yet so far: How British girl is brought together with boyfriend 4,000 miles away in amazing Flickr photo art album | Mail Online

イギリスに住む学生のロージーさんと、その恋人であるアメリカ在住の写真家アーロンさんは、2人の関係をより強固なものにするために、お互いが別々に写っている写真をPhotoshopで合成して、まるで2人が一緒にいるかのような画像を作り上げてお互いの気持ちを確かめ合っているとのこと。

一枚の写真を作るために服や小道具、ポーズなどを相談し合って、互いが自分をカメラで撮影。アーロンさんは自宅でデジタルカメラの画像を補正するフォトレタッチの仕事をしており、このような合成はお手のもの。アメリカとイギリスでは自然光の色が微妙に違うため、それを調整するのが最も大変なのだそうです。

2人で一緒にいる時に撮影したかのような画像ですが、これは合成されたもの

遠く離れていることを表現する構図が多い

渡り鳥と風の強い荒野が寂しげです

ミケランジェロの「天地創造」のパロディ

2人のFlckrのページには他にもたくさんの美しい画像があります。

アーロンさんのFlickrアカウント
Flickr: aknacer's Photostream

ロージーさんのFlickrアカウント
Flickr: rosiehardy's Photostream

以前記事にした「とても幸せなカップルが毎日心がけている5つのこと」で、「二人で一緒にバカなことをする」というのがありましたが、このように2人で色々とアイディアを出し合いながら1枚の写真を作り上げていくのは、確かにいい習慣なのかもしれません。