KDDI、au初のスマートフォン「E30HT」を今ごろになってようやく発売
KDDIが本日、初のau向けスマートフォン「E30HT」を5月1日から発売することを発表しました。
昨年9月の正式発表から実に半年以上が経過してからの発売ですが、いったいどのようなモデルなのでしょうか。
詳細は以下の通り。
スマートフォン「E30HT」の販売開始について〈参考1〉 | 2009年 | KDDI株式会社
このリリースによると、KDDIはHTC社の「Touch Pro」をベースにしたスマートフォン「E30HT」を5月1日から発売するそうです。価格はオープン。
「E30HT」は約2.8インチVGA (480×640)液晶と約320万画素オートフォーカス付きカメラ、フルキーボード、8GBまで対応したmicroSDメモリカードスロット、無線LAN、Bluetooth2.0+EDRを備えたスマートフォンで、指先だけで操作が行える「TouchFLO 3D」インターフェースを採用。OSはWindows Mobile 6.1 Professional Editionとなっています。
また、アクセスポイントとして最大5台の無線LAN機器を接続するアプリケーション「WALKINGHOTSPOT」や印刷された文書に含まれる情報をデジタルデータとして取り込むことを可能とする「scanR」がプリインストールされる予定。
そして気になる利用料金ですが、従来のau携帯電話の料金プランに加えて「ダブル定額」や「ダブル定額ライト」といった割引サービスも利用可能。なお、USBケーブルやBluetooth、WALKINGHOTSPOTなどでPCに接続してデータ通信を行った場合の上限額は1万3650円となるそうです。
ちなみにベースとなったHTC社の「Touch Pro」は2008年11月から12月にかけてNTTドコモやソフトバンクモバイルから発売されているほか、海外では後継機も発表されていることを考えると、いくら通信方式が異なり、通信モジュールを搭載しなおす必要などがあったとはいえ、今回の「E30HT」の発売は若干遅きに失した感があるのではないでしょうか。
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