取材

ビッグサイトや幕張メッセをはるかに超越する世界最大のエキシビジョンセンター「ハノーバー国際見本市会場」 in CeBIT 2009


日本で巨大なイベントが開催される際におなじみの会場としては、東京国際展示場(東京ビッグサイト)や千葉にある幕張メッセなどが有名ですが、単体イベントとしてはあまりにも巨大化してしまったコミックマーケットなどのイベントではそれでもまだスペースが不足しています。特に先に挙げたコミケの会場については広さが大問題となっており、ここまで大きくふくれあがった参加者を収容するのは至難の業。

しかしドイツにはビッグサイトや幕張メッセをはるかに超越するデカさの会場として、「ハノーバー国際見本市会場」というのがあるわけです。今回、実に6日間にも渡って開催されたIT見本市であるCeBITは世界中の企業が集まってくるだけに会場も半端ない大きさが求められたわけですが、どれぐらい大きな会場なのか、実感してみましょう。

参考程度に、それぞれの総展示面積は以下のようになります。

・東京ビッグサイト:東6ホール・西4ホール合計で約8万平方メートル
・幕張メッセ:8ホール合わせて約5万4000平方メートル
・ハノーバー国際見本市会場:27ホール合わせて約49万6000平方メートル

というわけで、会場のいろいろな写真は以下から。
CeBITが開かれたハノーバー国際見本市会場はエキスポ2000が開かれた場所だけに、とにかく敷地が広大。


そして建物もデカい。たとえばプレスルームが置かれていたこのビル。エキスポ2000当時のものを流用しているためか、デザインも素敵。


なかには、すでに使われていないパビリオン跡のような巨大な建物もありました。


ホールの上を覆う東屋まである始末。


CeBITが開催されていないとき、普段はこんな感じ


夜になるとこうなります


別のイベントでの使用時


徒歩で移動することも可能ですが、会場内に何台もの巡回バスが走っていることが会場の大きさを表しています。


CeBIT以外のイベントだと、例えばIntelバスが走っていたりもするらしい


会場の大きさに劣らず、イベントへの期待も大きかったようです。CeBIT 2000のオープニングにはドイツのメルケル首相とアーノルド・シュワルツェネッガー カリフォルニア州知事が開幕宣言を行いました。会場で配布されていた「CeBIT NEWS」の表紙を二人が飾り、さながら「ニューヨーク・タイムズ」のよう。


3月8日に閉幕したCeBIT 2009。およそ4300社が出展し、来場者は40万人を越えたと報じられました。来年は3月2日~6日の開催が予定されています。


上から見たところ


変わった形の建物が多い


全体はこうなっています


ちょっとアップに。人の大きさと比較すると広大さがよくわかります



シャッターが閉まっているとこうなる。コミケだとここに壁サークルとかが来るわけですね。


階段も幅がとにかく広い


階段人だらけ


第2ホール


第2ホールの中はこんな感じ


第2ホールを外から見たところ


第4ホール


第4ホールの中


第9ホール


夜になると第9ホールはこうなる


道路から見た第9ホール


第10ホール


第10ホールはよく目立つ


デカい


第13ホール


第14ホール


第26ホール


第27ホール


インターネットも可能


夜になると全体がこうなる


インフォメーション


荷物を預けるところ


半端ない大きさ


こうやって見るとのどかな雰囲気


軽食


第8ホール


第18ホール


第18ホール前の道路はやたら広い


左側に第16ホールや第17ホールが見えます


こうやって地図で見てみるとさほどの大きさではないように見えますが、それは気のせいです


(取材・文:渡邊浩行、編集:GIGAZINE編集部)

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in メモ,   取材, Posted by darkhorse

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