高解像度液晶で快適視聴、「VAIO type P」でニコニコ動画やYouTube、ワンセグを試してみた
先ほどフォトレビューをお届けしたソニーの超薄型軽量モバイルパソコン「VAIO type P」で、今度はニコニコ動画やYouTubeといった動画共有サービスが快適に視聴できるのかどうかをチェックしてみました。
「EeePC901」や「Aspire One」などをはじめとした従来の低価格ミニノートが搭載している1024×600の液晶ディスプレイを圧倒的に上回る1600×768の解像度を誇るディスプレイを搭載した「VAIO type P」ですが、解像度が大幅に向上したことでどのような恩恵を受けられるのでしょうか。また、オプションで搭載可能なワンセグ放送受信機能もチェックしてみました。
詳細は以下の通り。
今回レビューに使った「VAIO type P」はAtom Z540(1.86GHz)と120GBのSSDを搭載したモデルです。ちなみに今回貸し出してもらえたのは製品版ではなく試作機なので、製品版と仕様が異なる場合があるかもしれないそうです。
これが「VAIO type P」のデスクトップ画面。1600×768の解像度はダテではありません。
Internet Explorerで「Yahoo!JAPAN」のトップページを見てみました。縦の解像度がやや足りない感があった従来の低価格ミニノートとは異なり、十分な情報量を表示できています。
YouTubeのトップページを見たところ。
実際にムービーを再生してみました。ステレオスピーカーの音量は十分な印象。オプションのノイズキャンセリングヘッドフォンを使うと快適な視聴を楽しむことができます。
横方向の画面解像度が1600ピクセルと非常に広いため、2つのウィンドウを並べて「ながら見」をすることも可能。
次はニコニコ動画のトップページを表示してみました。
実際にムービーを再生したところ。ほかの低価格ミニノートと同じく、H.264コーデックを採用した高画質な動画などの場合は再生がカクつくことがあります。
ワンセグ放送受信機能を利用してみたところ。Windows Vistaのガジェットとしてワンセグ放送を視聴できます。
もちろん全画面表示も可能。
ワンセグ放送自体の解像度が低いため、若干映像が荒い感は否めませんが、大画面モバイルテレビとしても利用できるようになっています。
やはり従来の低価格ミニノートなどと比較して画面の解像度が飛躍的に向上したことが、動画共有サイトや通常のウェブサイトの利用に大きなメリットをもたらしています。
また、本体が超薄型で軽量であるため持ち運びやすいことに加えて、ノイズキャンセリングヘッドフォンやワンセグ放送受信機能などをオプションで搭載することで、出先でムービーやワンセグ放送を快適に視聴できるようになることから、さまざまな分野での活躍を期待できるモデルとなっているのではないでしょうか。
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