ソニーが超軽量ミニノート「VAIO type P」を正式発表、高解像度液晶やGPS、HD動画再生機能などを搭載
以前GIGAZINEでソニーが革命的なミニノート「VAIO type P」を発売する意向であることをお伝えしましたが、本日正式な発表が行われました。
封筒とほぼ同等のコンパクトなファンレスボディに加えて本体重量634gという軽量性を実現しており、高解像度液晶に加えてGPSやカメラ、HD動画再生機能などを搭載した本格的なモバイル端末となっています。
※13:36に画像を追加しました
詳細は以下の通り。
ポケットにも収まる小さな本体 “ポケットスタイルPC”VAIO「type P」発売 | プレスリリース | ソニー
このリリースによると、ソニーは1月16日(金)からVAIO「type P」を発売するそうです。
VAIO「type P」はファンレスでボディの天板、ディスプレイ、底面からネジ穴を排除しており、天板にはマグネシウム合金を採用。カラーバリエーションはペリドットグリーン、クリスタルホワイト、ガーネットレッド、オニキスブラック(VAIOオーナーメイドモデル/法人向けカスタマイズモデル限定)の4色。
本体はこんな感じ。長形3号の封筒とほぼ同サイズとのこと。
カラーは4色、これはオニキスブラック
ガーネットレッド
ペリドットグリーン
クリスタルホワイト
OSはWindows Vista Home Basic SP1で8インチウルトラワイド液晶(1600×768)、AtomプロセッサZ520 (1.33GHz)、2GBのオンボードメモリ、60GBのHDDを搭載。無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)やNTTドコモの「定額データプラン HIGH SPEED」に対応したワイヤレスWAN、Bluetoothに対応しているほか、WEBカメラ「MOTION EYE」、GPS、ワンセグ視聴機能を搭載可能。
さらにオーナーメイドモデルでOSをWindows Vista Home PremiumやWindows Vista Businessに、CPUをAtom Z540(1.86GHz)やZ530(1.60GHz)に変更できるほか、HDDは64GBまたは128GBのSSDに変更可能となっています。
また、無線LANの電波を利用して位置を特定する「PlaceEngine」を採用することで地図と連携できるほか、HDビデオハードウェアデコーダーを搭載しているため、HD動画も再生可能。
気になる駆動時間ですが、標準バッテリー(S)で約4.5時間駆動、オプションの大容量バッテリー(L)で約9時間駆動を実現しています。なお、標準仕様モデルの店頭価格は10万円前後を予定。
従来のミニノートでは満足に行えなかったHD動画の再生までサポートしていることを考えると「本気」を感じざるを得ない内容となっていますねこれは…。
なお、以下のリンクでカスタマイズのシミュレーションが可能となっています。
type P MOBILITY SIMULATION - SonyStyle
シミュレーション画面はこんな感じ。
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