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2016年に東京でオリンピックをするため何をしているのかよくわかる「TOKYO 2016」


世界的な不景気が巻き起こっている今日この頃ですが、そんな中でもたくましく2008年6月の一次選考を突破し、活動が本格化しているのが東京オリンピックの招致活動。ロサンゼルスオリンピック以降、オリンピックを開催すれば必ず黒字になっているという実績があるため、ここはひとつ経済の起爆剤として日本で開催するのも確かに十分有効な手段の一つとして考えられます。

とは言っても、そもそもオリンピック招致というのが具体的にどのようなものなのかはっきりとわからないというのもまた事実。そこで、先日リニューアルされた東京オリンピック招致サイトを見ていろいろと知恵を付けて現状を把握しておくことにしましょう。このサイトではオリンピック招致プランについてはもちろんですが、アスリートからのメッセージムービーや「なぜいま東京でオリンピックなのか」という疑問について、丁寧に解説されています。東京圏以外の人にも楽しめる東京案内や、1964年の東京オリンピックについてなど招致以外のコンテンツも充実しています。

詳細は以下。
Tokyo 2016 - 東京オリンピック・パラリンピック招致委員会 日本だから、できる。あたらしいオリンピック!
http://www.tokyo2016.or.jp/jp/

オリンピックが開催される都心の半径8kmが見渡せる、広々として気持ちいいトップページ。上半分はオリンピックに直接関係したページ群、下半分は東京案内など委員会スタッフお勧めのトピックへのリンクになっています。



まずは下半分から。東京の美しいを紹介するページ「東京Lore」。歴史の流れを一本の線で表すFlashになっており、海外の人に見せれば喜んでくれるかも。


東京の名所の写真集。都会なのに驚くほど緑が多く見ていて飽きさせません。


トップページの上半分はマップの色々なところをクリックしながら見ていくタイプ。リボンにマウスを乗せると解説がポップアップして表示されます。これはレストランのページ。東京で食べられる各国の料理が紹介されています。


さらに詳しい目次が現れる項目もあります。これはオリンピックについて解説するページ。1964年の東京オリンピックに参加した選手からのメッセージも掲載されています。


広いサイトなのでちょっと迷いやすいかもしれません…。迷ったら地図右上の「Menu」からサイトマップが見られます。


コンテンツ自身が世界へアピールすることを前提に作られており、日本語や英語以外にもフランス語、スペイン語に切り替えることも可能。


注目はここ「Why Tokyo?」


なぜ今東京にオリンピックが必要なのか?という問いに分かりやすく答えてくれます。


ブック形式で読みやすい。


招致ムービーもいろいろあります。よく見るとこれは間寛平では……。


「招致プラン」の「動画ライブラリ」にはさらにたくさんのムービーがあります。これはアナウンサーのみのもんた、マラソンの有森裕子、宇宙飛行士の野口聡一が出演したCM。豪華メンバーです。


他にも競技界の著名人からメッセージの寄稿が。室伏のアニキとか北島のアニキとかアニキじゃないけどオヤジがアニマルな人などがいます。


外部のサイトになりますが、フリーペーパーTOKYO HEADLINEとのコラボ企画「TOKYO SPORTS」でも、東京オリンピックへのメッセージを読むことができます。放送作家の小山薫堂さんやイラストレーターのリリーフランキーさんなど、こちらも著名人揃いのインタビュー集になっています。


左下の掲示板はここをクリックすると、内容が変わっていき、次のイベントなどを知ることが可能。有名人に会えるかも。


「フォトメッセージ」など読者参加型コンテンツも充実。


ブログでは招致委員会スタッフがリアルタイムで活動内容を更新。この時はJOC会長の竹田氏の委員会来訪が話題になっていました。


ブログと言えばブログパーツ、下には開催地決定日までの時間がカウントダウン表示されています。クリックすると聖火が燃え上がって応援数が上がっていく仕組み。スクリプトはこちらを参照してください


オリンピックは、トップレベルのアスリートによるスポーツの祭典という面以外にも、様々な側面があります。1964年のオリンピックは、世界からトップアスリートを招いた平和とスポーツの祭典というにとどまらず、第二次世界大戦からの復興と高度経済成長を象徴する輝かしいイベントとして世界の人々の記憶に残るものでした。現在の日本でオリンピックをやると何が起こるのか?招致委員会は「サッカーと射撃を除く全ての競技が半径8km圏内で完結するコンパクトな五輪」というコンセプトを全面に打ち立て、ただ費用がかさむばかり、消費促進のための大会という見方を完全に否定しています。まったく新しい考えのもと行われる最初のオリンピックが日本で開催されるというのは、経済や政治を超えた意味があるのではないでしょうか。

なぜいま東京でオリンピックが開かれるのか。招致サイトをのぞいてみれば、まったく新しい考え方が見えてくるかもしれません。

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in メモ,   ネットサービス,   動画,   広告, Posted by darkhorse_log

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