時速300kmで走ることも可能な6輪自動車が2009年に登場
現在、普段見かける自動車と言えば4輪のものがほとんどですが、6輪で時速300km出せるという車が2009年に販売される予定だそうです。すでに走行可能な実車も完成していて、走っている様子を撮影したムービーも公開されています。
詳細は以下から。
Covini C6W: Six-Wheeled Covini C6W Heading To Production
サイズは全高1080mm、全幅1990mm、全長4180mm。
片側3輪の自動車。
リア側からの写真。
エンジンは後部に積まれています。
製作したのはCOVINI Engineering。1976年にレース界に登場した6輪車「ティレルP34」からインスピレーションを得ているとのこと。6輪にすることで、「スリップしにくくなる」「ブレーキが効きやすい」「グリップ性能が高まる」「乗り心地が良くなる」「ショック吸収性が高くなる」などのメリットがあるそうです。
走行中のムービー。
YouTube - Covini C6W on track
設計の参考にされたティレルP34はこんな感じの車。
YouTube - Patrick Depailler at Monte Carlo in Tyrrell P34
C6Wが最初にお披露目されたのは2004年なのですが、それから多くのプロトタイプが作られており、2009年の終盤に少数の完成品が生産される見込みとなっているそうです。価格は未定ですが、やはり超高額の自動車になるのでしょうか。
・関連記事
三菱自動車のものすごいコンセプト・ラリーカー「MMR25」 - GIGAZINE
メルセデスベンツ、7年以内に石油で動く自動車を全廃予定 - GIGAZINE
自動車業界全体の複雑な関係が一発でわかる図 - GIGAZINE
2018年に完全自動運転で運転手不要の自動車が販売予定 - GIGAZINE
車体が半分になったまま動いている自動車のムービー - GIGAZINE
自動車やバイクに貼るだけで盗難する気を失せさせるシール - GIGAZINE
自動車よりも燃費がよい軽量小型飛行機「ElectraFlyer C」 - GIGAZINE
・関連コンテンツ