イー・モバイル、送信最大通信速度が1.4MbpsとなるHSUPA規格を国内初導入へ
イー・モバイル株式会社は11月6日(木)、国内の通信事業者としては初めてHSUPA規格を導入し、送信最大通信速度を1.4Mbpsに高速化して全国主要地域から提供を開始することを発表しました。
同規格に対応した端末「D21HW」「D21LC」「D21NE」の販売は11月20日(木)から順次行われます。
詳細は以下から。
NEWS|国内初、HSUPA規格を導入、送信最大通信速度1.4Mbpsに高速化対応端末3機種の販売を開始 | eMobile
サービス提供エリアは、現在イー・モバイルがサービスを提供している全国47都道府県のうち都市部や人口密集地から順次提供開始とのことで、送信最大通信速度は1.4Mbpsに、受信最大通信速度は7.2Mbpsとなります。このサービスの利用には1.4Mbps対応の端末が必要です。
速度は高速化しますが、月額料金は据置となります。
対応の端末は以下の3種類。
・データスティックD21HW(USBスティックタイプ)/ Huawei
2008年11月20日発売予定
USBスティックタイプでは国内最薄・最軽量を実現。キャップレスのローテーター方式とすることにより、省スペース性と良好な収納性を発揮し高感度ダイバシティアンテナ搭載で移動時も安定した通信が可能。
・データスティックD21LC(USBスティックタイプ)/ Longcheer Technology
2008年11月20日より、マットブラックから順次発売予定
マットブラック、インディゴブルーの2色をラインナップ。ミニPCやノートPCにマッチする軽量・コンパクトなボディで、最大4GBまでのmicroSDHCカードにデータファイルの保存・読み込みが可能。
・D21NE (PCカードタイプ)/ NECインフロンティア株式会社
2008年12月上旬発売予定
PCカードタイプとして最小サイズを実現、360度可動式アンテナを採用し、高感度ダイバシティアンテナ搭載で移動時も安定した通信が可能。
すでにEMモバイルブロードバンドを利用中のユーザがHSUPA対応端末を利用したい場合には端末のみの買い増しが可能で、イー・モバイル各販売店にて受け付けています。端末追加購入時にこれまでの契約内容を変更する場合は契約解除料が必要ですが、定期契約期間中の場合は従来の契約を解除し、追加端末購入時に新たに定期契約を結ぶことで、新たな割引の適用を受けることが可能となっています。
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