財産分与で家を文字どおり真っ二つにしちゃった元夫婦
世の中には愛し合って結婚したにもかかわらず、お互いの関係に溝ができてしまい離婚してしまう夫婦がいます。離婚するとき財産をお互いに分配するものですが、カンボジアで所有している財産である家を文字通り真っ二つにしてしまった元夫婦がいるようです。
「本当に真っ二つにしたら使いものにならないだろ」とつっこみどころ満載ですが、カンボジアならではの事情もからんでいるようです。
詳細は以下より
Married Cambodian couple saw home in half after separation - Telegraph
離婚した元夫婦は結婚40年を迎える熟年カップルだったそうです。離婚の原因は元夫の仮病(真偽は不明)か元妻のケア不足であろうと考えられているとのこと。元妻は「元夫が病気で家にいた場合、薬代を強要されてしまう。しかし、元夫が親元にとどまれば薬代を支払う必要はないでしょ」とコメントしていたとのこと。
家はのこぎりで真っ二つにされたようで、知人たちの力を借りて半分を隣町に移動させたそうです。カンボジアでは弁護士を雇って離婚調停をするには非常にお金がかかってしまうため、この元夫婦のように家を半分にする方が資金面で最も効率が良く、公平な離婚方法だという人もいるとのこと。
これが真っ二つになった家。
首都プノンペンから50マイル(約80キロメートル)離れた村「Cheach village」の首長であるVorng Morn氏は「もう結婚して40年もたっているのだから、こんな事をする前にもっと考えなさい」と説得しようとしたそうですが、結局家は真っ二つになってしまったとのこと。Morn氏は元夫婦のプライバシーを保護するため、個人情報は公表していないようです。
・関連記事
10代少女達が恋敵の家を自作爆弾で爆破 - GIGAZINE
自分の家で火災が起きた後、何をすればいいのか? - GIGAZINE
妻の顔を30年間見なかった男が睡眠中に覗き見して離婚を言い渡される - GIGAZINE
離婚時に食べる憎しみがこもったケーキの数々 - GIGAZINE
「結婚できる確率が低くなる遺伝子」と「離婚の危機を回避することができる薬」 - GIGAZINE
・関連コンテンツ