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総務省が十数億円かけてネット上の殺人予告などを自動検知するソフトを開発へ


MSN産経ニュースなどの報道によると、総務省がネット上の殺人予告や拳銃を意味する「レンコン」というような隠語を使った取引といった犯罪情報を検知し、サイト運営企業へ自動的に知らせるソフトウェアの開発に乗り出すとのこと。予算は十数億円。

「予告.in」で得られた数々の教訓を生かしたものになるのでしょうか?

詳細は以下から。
”レンコン”は拳銃 総務省が犯罪検知ソフト開発へ - MSN産経ニュース

「レンコンが数十万円」で検知、総務省が犯罪検知技術を開発へ

開発は平成21年度、つまり来年から3年程度かけるとのこと。とりあえず来年度予算として数億円が計上される予定。隠語はデータベース化し、さらに「自然言語技術」を利用して文章全体の構成から犯罪との関連性を推測する機能も付くそうです。


また、INTERNET Watchの記事によると、

この技術について総務省は、「従来は人間がチェックしているネット上の違法・有害情報を機械的に抽出することで省力化・迅速化を図ることが狙い」と説明。

としており、全体の予算や開発期間は未定だそうです。

最終的にどのようなものが完成するのかなどの詳細は不明ですが、GIGAZINE編集部に以前タレコミがあった内容から察するに、どうやら「形態素解析」などを駆使して何とかするつもりらしい……。どこまで精度が向上するのかは不明ですが、この犯罪検知ソフトウェアはサイト運営企業に提供されるとのことなので、それなりの精度でそれなりのものが完成するのかもしれません。税金のムダにならないことを祈ります。

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in メモ, Posted by darkhorse

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