ファミリーマート、秋から他社に先駆けて風邪薬など最大300種類を販売開始
以前GIGAZINEで2009年4月からコンビニエンスストアで風邪薬や頭痛薬などを購入することができるようになることをお伝えしましたが、コンビニ業界大手のファミリーマートが今年の秋から他社に先駆けて風邪薬などの販売を始めるそうです。
薬の種類は100~300におよぶとのことで、いざという時に非常に心強い存在になりそうです。
詳細は以下の通り。
asahi.com(朝日新聞社):ファミマ、大衆薬販売へ 業界初、3年で300店目標 - ビジネス
朝日新聞社の報道によると、ファミリーマートは今年の秋から東京都内の2店舗で、風邪薬などを扱う「ファミマドラッグ」と名付けた売り場を設けるそうです。「ファミマドラッグ」では常時100~300種類の大衆薬が販売されるとのことで、販売は薬剤師が行うとのこと。
そして薬剤師とともに新入社員や嘱託社員を「ファミマドラッグ」設置店舗で働かせることによって、2009年4月からの薬事法改正によって新たに新設される「販売登録者」の資格試験の受験に必要な実務経験1年という条件を満たすとしています。
また、「販売登録者」試験に合格した社員を新たな「ファミマドラッグ」設置店舗に配属し、そこで別の社員に薬剤販売の実務経験を積ませることで、「販売登録者」と「ファミマドラッグ」設置店舗をどんどん増やす予定で、3年後には300を超える店舗で大衆薬の販売を行う計画だそうです。
他社がどのような手段を用いて大衆薬販売店舗を設置するのかは明らかになっていませんが、一部で24時間営業を開始しているドラッグストアがどのような対抗策を打ち出してくるのかが気になるところですね。
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