燃料高騰をうけて警察が交通違反者にガソリン代を請求
急激に値上がりするガソリン代は警察にとっても痛手のようで、アメリカで交通違反者にはパトカーで追跡させた分のコストを上乗せして罰金を払わせるようになったそうです。
詳細は以下から。BBC NEWS | Americas | Speeders to pay for police chases
BBCによるとジョージア州のHolly Springsでは、今月1日から交通違反1件につき12ドル(約1270円)の追加課金が行われるそうです。これは急激な燃料高騰の影響で2008年の燃料予算の60%が消費されたのを相殺するための措置とのこと。Holly Springsの警察署長はこの「燃油サーチャージ」によって、年間2万6000ドル(約275万円)の歳入が望めると話しています。
アメリカの警察では燃料コストを削減するための様々な方策を導入。ペンシルバニア州のHarrisburg警察ではパトカーを使わず自転車や徒歩でパトロールすることが強制されていて、South Fayette警察ではエアコンを入れたままパトカーを駐車させないことが取り決められているそうです。
兵庫県でもパトカーの燃料費節減が限界だと言われていますが、日本だと税金でまかなうことになるのでしょうか。
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