次世代携帯電話、周波数割り当てで落選する会社も
以前GIGAZINEで2010年ごろのスタートを予定している高速通信が可能な次世代携帯電話において、auがNTTドコモやソフトバンクモバイルと同じ通信方式「LTE(Super3G)」を採用するかもしれないことをお伝えしましたが、総務省が次世代携帯電話用に周波数帯域を割り当てるにあたって、落選する通信会社が出てくる可能性があるそうです。
昨年行われた2.5GHzの周波数帯割り当てを巡る争いを思い出しますが、今度はどこが勝ち残るのでしょうか。
詳細は以下から。
次世代携帯、各社準備急ぐ・電波の割り当て方を注視
この記事によると、現行の第3世代携帯電話(3G)を高度化した次世代携帯電話について、総務省は2009年夏に通信事業者を選定する計画だそうです。そして2~3社に周波数帯の割り当てる見通しとのこと。
これにより新規参入したイー・モバイルだけでなく、大手携帯電話会社からも落選が出る可能性があるとしています。なお、次世代携帯電話には現行の第2世代携帯電話で用いられている1.5GHz帯を再編する考えだそうです。
ちなみにNTTドコモは「LTE(Super3G)」の研究において先行していますが、周波数帯を割り当てられる可能性が高いということなのでしょうか。
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