モバイル

2.5GHz帯がKDDIとウィルコムに内定したことに対する各陣営の反応まとめ


先日GIGAZINEで、総務省が次世代高速通信用の2.5GHz帯をKDDIとウィルコムに与えたことをお伝えしましたが、これによって落選したNTTドコモやソフトバンク陣営はどのような反応を示したのでしょうか。まとめてみました。

詳細は以下から。
まずはアッカ・ネットワークなどと提携して「アッカ・ワイヤレス社」を設立し、WiMAX事業への参入を考えていたNTTドコモ陣営ですが、以下のリンクによると今回の落選を受けてNTTドコモはアッカ・ワイヤレスへの出資を清算するそうです。

WiMAX事業は引き続き検討、アッカ・ワイヤレスへの出資は精算へ――ドコモ - ITmedia +D モバイル

そしてNTTドコモとの提携を解消するアッカ・ネットワークスですが、以下のリンクによるとKDDIの回線を借りてサービスを行うMVNO(仮想移動体サービス事業者)としてWiMAX事業に参入することを検討しているとのこと。

WiMAX事業はKDDIのMVNOとして展開――アッカ・ネットワークス - ITmedia +D モバイル

そしてソフトバンクとイー・アクセスなどが提携して「オープンワイヤレスネットワーク社」を設立し、WiMAX事業への参入を考えていたソフトバンク陣営ですが、以下のようなコメントを発表しています。

「広帯域移動無線アクセスシステムの事業者の決定」に関するコメント

この評価については、まったく納得できないし、受け入れられない。
我々の要望が反映されていないことは、誠に遺憾である。

以上


なお、内定を受けてウィルコムは「当社のこれまでの取り組みに基づいた次世代PHSの事業計画が評価いただけたものと考えている」とした上で、総務省に感謝の意を表するとともに、一日も早い「次世代PHS」のサービス開始に向け、全身全霊を傾けて取り組むとしています。

WILLCOM|「次世代PHS」導入に向けた2.5GHz帯での免許認定について

ソフトバンクの孫氏に「ウィルコムは2.5GHz帯ではなく、2.0GHz帯に移行しろ」と主張されたことに対してウィルコムの社長が激しく反論するといった複雑な経過があったことを考えると、内定したウィルコムの喜びもひとしおといったところなのでしょうか。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
ヨドバシカメラ、公衆無線LANサービスを業界最安値の月額380円で開始 - GIGAZINE

KDDI、ついにパソコン向けデータ通信定額プラン「WINシングル定額」を発表 - GIGAZINE

イー・モバイル、定額通信サービスを料金据え置きで7.2Mbpsに高速化 - GIGAZINE

最大受信速度3.6Mbps、NTTドコモがPC向けパケット定額プランを発表 - GIGAZINE

富士通、ドコモの「Super 3G」向け無線基地局で下り900Mbpsを実現 - GIGAZINE

in メモ,   モバイル, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.