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富士通、ドコモの「Super 3G」向け無線基地局で下り900Mbpsを実現


以前お伝えしたとおり、富士通が行っているNTTドコモの次世代高速通信規格「Super 3G」の無線基地局の開発において今回、下り900Mbpsの伝送能力を有する基地局の試作に成功したそうです。

なにやらとんでもない速度ですが、どのようにして実現したのでしょうか。

詳細は以下の通り。
下り900Mbpsの伝送能力を有する「Super 3G無線基地局装置」を実現 : 富士通

このリリースによると、富士通と富士通研究所、ドコモが共同で技術開発を進めた結果、Super 3G基地局送信および移動局受信に、複数のアンテナを組み合わせてデータ送受信の帯域を広げる無線通信技術「MIMO」を適用することで、下り900Mbpsの伝送能力を実現した無線基地局装置の試作に成功したそうです。

今後はMIMOを始めとしたSuper 3G試作機の成果と、これまでの3G無線基地局装置で培った高効率アンプ、高性能ベースバンド処理技術を用いて商用装置での最適化を目指すとともに、小型・低消費電力で経済的な商用Super 3G無線基地局装置の開発を行っていくとのこと。

Super 3Gの商用サービスが開始されたときの実効速度が楽しみですねこれは。

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in メモ,   モバイル, Posted by darkhorse_log

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