悪魔が出る家に悩まされ続けた家族、以前の持ち主を告訴
夜中に響き渡る叫び声や階段のきしみ音に3年間悩まされ続けた家族が、家に購入した際に心霊現象が起こることを伝えなかった以前の持ち主を告訴する準備をしているそうです。
購入時には問題の家が使われなくなった共同墓地のすぐそばに建っていることには気付かなかったとのこと。その共同墓地周辺では悪魔払いが行われたり、大学の超常現象研究チームが派遣されたりするほど不思議なことが多く起こっているそうです。
詳細は以下から。Devil's in the detail of 'haunted' house sale - Telegraph
Gaetano Bastianelli氏夫妻は3年前にイタリアのスポレトにある家を12万ユーロ(約1890万円)で購入しました。以前の所有者が家具からコーヒーカップにいたるまで家にあるものを全て残して売却しようとしていたことも購入のきっかけになりました。
不可思議な現象は家に移り住んだ初日の深夜から始まり、Bastianelli氏が1時~2時頃に目を覚ますと、浴室のドアから液体があふれ出しているのを発見しました。寝る前に栓の確認は行っていたにも関わらず、あふれ出していたのは熱湯で、部屋は湯気で一杯になっていました。
「翌朝には光る青カビが壁一面に残っていた」と、悪霊の仕業であることをBastianelli氏は主張しています。さらに10歳になるBastianelli氏の娘は何もないのにガタガタ鳴る騒音を聞き、庭にあった芝刈り機や自動車は自然発火して燃え尽きたとのこと。
地方の歴史を研究しているSergio Grifoni氏によると、Bastianelli氏が購入した家の付近で1977年に少女が悪魔払いを受けた記録があるそうで、地方紙には「ローマ法王が祈るまで悪魔に取り憑かれた少女はどんなことをしても助けられなかった」と書かれているようです。
バチカンの上級エクソシストにも事実確認は済んでおり、悪魔払い自体は実際にあったことだと判明しているのですが、問題になった家がBastianelli氏の家と同じだったかどうかは不明だそうです。
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