糖尿病だった11歳の少女が死亡、両親は医師に診せず回復を祈るだけだった
アメリカのワウサウでコーヒーショップを経営するNeumann夫妻の11歳の娘Madelineちゃんが糖尿病性ケトアシドーシスで亡くなったことが、警察の検死の結果明らかになりました。彼女は極度の喉の渇きや嘔吐・食欲不振・衰弱で約30日間苦しんでいたと推測されるそうです。
不治の病気ではないのですが、両親は祈り続けることが回復にはより良い方法と考え医師には診せず、ひどい様相になっているのを見た親類の1人が警察を呼んだため、死亡していることが判明しました。
詳細は以下から。FOXNews.com - Police: Girl Dies After Parents Pray for Healing Instead of Seeking Medical Help - Local News | News Articles | National News | US News
彼女の両親は娘が死んだことを「自分たちの信心が足りなかったからだ」と考えているそうで、祈りを支援するため多くの人に呼びかけたりもしていたとのこと。母の方は娘が復活するとまだ信じているそうです。
Neumann家にはMadelineちゃんの他にも3人の兄弟がいるのですが、彼らは今でも家族一緒に暮らしています。警察本部長のDan Vergin氏は「彼らの家族を引き離すことはできない。虐待やその兆候も発見できなかった。少女の死に関しては調査中で、新たに何か分かれば検察官に情報が渡るだろう」と述べています。
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