KDDIやGoogleなどが日米間の光海底ケーブルを敷設、YouTubeの転送量増大の影響も
KDDIやGoogleなど6社が日米を結ぶ、総延長1万kmの光海底ケーブルを敷設することを決定したそうです。
背景にはGoogle傘下の動画共有サイト「YouTube」の閲覧増加による転送量の増大などがあるとのこと。
詳細は以下から。
KDDI 会社情報: ニュースリリース > 日本~米国間光海底ケーブルネットワーク「Unity」の共同建設協定締結について〈参考〉
このリリースによると、KDDIはBharti Airtel Limited、Global Transit、Google、PacnetおよびSingTelと、日本の千葉県とアメリカのロサンゼルスを結ぶ光海底ケーブル「Unity」の共同建設協定を締結したそうです。
総延長は約1万kmで、回線容量は電話回線換算で約1億2800万回線分にあたる7.68Tbpsとのことで、運用開始時期は2010年1月~3月を予定。総建設費は約320億円にのぼるとのこと。
グーグルが国際通信に進出 KDDIなどと日米海底ケーブル敷設 - MSN産経ニュース
なお、この記事によるとGoogleが通信事業に進出するのは初めてのことで、背景には傘下の動画共有サイト「YouTube」を日本やアジアから閲覧するユーザーが増えたことで、太平洋に敷設されている海底ケーブルのトラフィックの大きな比重を占めている問題を緩和するねらいがあるとしています。
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