モバゲータウン、健全性維持に向け青少年保護をより強化
10代のユーザーに絶大な人気を誇る携帯電話向けSNS「モバゲータウン」ですが、健全性を維持するために、青少年保護を徹底することにしたそうです。
背景には18歳未満のユーザーに対して原則的にフィルタリングサービスを適用することを携帯電話会社各社に促した総務省の施策や「モバゲータウン」を運営する株式会社DeNAが東証一部上場することなどの影響があるように思われますが、いったいどのような取り組みが行われるのでしょうか。
詳細は以下から。
DeNA、「モバゲータウン」の健全性維持に向けた取り組みを大幅強化
~18歳未満のユーザの利用制限を設定、監視体制の人員を大幅に増員~
このリリースによると株式会社DeNAは2007年12月10日より、青少年への注意喚起を徹底するために、サイト上でのルールをより分かりやすくする表示を強化したそうです。
そして2007年12月20日からは18歳未満のユーザーの「ミニメール」の利用を、ユーザーの年齢前後2歳までの送受信のみに制限した上で、13歳未満のユーザーはミニメールの利用を禁止するとのこと。
また、18歳未満の友達検索をユーザーの年齢前後2歳までの友達検索のみに制限するほか、メールアドレス交換の禁止を徹底し、2008年春までに監視体制を約300人の体制に増員する予定だそうです。
なお、すでに「モバゲータウン」はサービス開始当初から10代のユーザーが多いことから、健全性を維持するためにユーザー同士がサイト外で出会うことを一切禁止するなどしていますが、今回のメールアドレス交換の禁止などは、それに拍車をかける形になります。
ところでモバゲータウンですが、今回原則的に適用することが決まった各携帯電話会社のフィルタリングサービスには引っかからないのでしょうか…。
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