メモ

財産争いに激怒した女性、財産をびた一文も残さないと雑誌で宣言


2004年の夏に、アイルランドの雑誌に掲載されて読者の大きな反応を読んだ広告がありました。「Yes, it is me」と題されたもので、内容は自分の財産を巡って争う子どもたちに対し、バーニーという初老の女性が出したメッセージになっています。

詳細は以下から。
広告はこんなもの。
fighting-over-grandma-money on Flickr - Photo Sharing!


掲載されている文章は以下のようなものです。

「私は、あなたたちが私の財産を巡って争うことにうんざりしている。私はまだ死んでいないわ。だから、仕方がないけど、私はそれを使うことにしたの。お金がなくなるまでこのメッセージをあらゆる雑誌に載せ続けるわ。そうしたらあなたたちも言い争いをやめるでしょう。恥を知りなさい」


バーニーという初老の女性から子どもたちに向けたこのメッセージに、雑誌の読者からはバーニーのスタンスを支持するといった意見などが殺到し、出版社の電話はパンク状態に陥ったそうです。

実はこの雑誌広告、PPAI(Periodical Publishers Association of Ireland:アイルランド雑誌出版協会)の出した広告で、雑誌広告の効果がどれぐらいあるかということを示すための広告キャンペーンだったのです。バーニーという女性は実在せず、広告代理店Cawley Nea TBWAが作り出した人物。コロンターフに住む74歳の未亡人で、4人の子どもがいるという設定で、広告に使われている写真は適当なイメージを見つけてきたそうです。

'Bernie' campaign proves that magazine ads really work: ThePost.ie

こういうしゃれっ気のある広告は面白くていいですね。

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in メモ, Posted by logc_nt

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