ウィルコム、次世代PHSの導入に向けて2.5GHz帯の免許を申請
ウィルコムが本日、次世代PHSの導入に向けて総務省に2.5GHz帯の免許を申請したそうです。
すでに20Mbpsの伝送速度を達成しているウィルコムの次世代PHSシステムですが、果たして免許は取得できるのでしょうか。
詳細は以下の通り。
WILLCOM|「次世代PHS」の導入に向けた2.5GHz帯での免許申請について
このリリースによると、ウィルコムは本日、2.5GHz帯の周波数を使用する「次世代PHS」の導入に向けた特定基地局の開設計画の認定申請を総務省に提出したそうです。
「次世代PHS」とは現行PHSの技術をベースとして、OFDM技術やMIMO技術といった最新技術を付加して最大20Mbps以上の高速伝送を実現する通信システムのことで、現行PHSの約16万基地局からなるマイクロセルネットワークを有効に活用し、総務省の指針案で義務付けられている5年以内で人口カバー率50%をクリアする予定だそうです。
なお、2.5GHz帯の免許をめぐってはKDDIやインテル、JR東日本などがモバイルWiMAX事業企画会社を設立したほか、NTTドコモがアッカと、ソフトバンクがイー・アクセスと提携するなどしていますが、最終的にいったいどの陣営に軍配が上がるのでしょうか。
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