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現在鋭意人材大募集中の「AOC Japan」にインタビューしてきました


仲間になる10の条件 -中国、韓国と、アジア展開を狙う「AOC Japan」にインタビュー

・自分は泥臭い人間だけど、クリエイティブな存在に成りたい人
・何か興したくて、悶々としている人
・わがままなクライアントに負けない、根性のある人
・残業が嫌いな人
・二人以上で気分転換する自己発散を、実践している人
・自分は明るい性格だと思っていても、実は暗い性格の人
・朝は寝ていたいけど仕事のためと割り切って、遅刻しない人
・知識より行動した結果で成長している人
・自分の失敗事例を、三つ以上言える人
・ワインは、グラス一杯は飲める人

一風変わった「仲間になる10の条件」を提示して現在、人材募集を行っているのがこの「AOC Japan」。 当然ながらこの条件すべてにあてはまるのが今回インタビューした同社の代表取締役である横山浩氏。確固とした信念の上に成り立ち、なおかつちゃんと実績を出して成長していく企業とは何か、そしてどういう人材が欲しいと思っているのか、その他もろもろの率直なところをインタビューしてみました。

今の職場に不満を持っている人や転職希望者はかなり共感できる部分が多く、必見かも。
オフィスの入ってるビルは浜松町にあります。ちなみに真ん中のビルがそうです。


ビルに近付いてきました


ビルの2階にはポケモンセンターが入っていたりします


ビル内にはテラスみたいなところもありました


オフィスからの見晴らしもすごい!レインボーブリッジも見える!お隣は芝離宮公園


安定を捨て、あえて新しく「AOC Japan」という自分の会社を作ったきっかけ

GIGAZINE(以下、Gと省略): AOC Japanはどのようにしてできたのかということについてまずお伺いしたいのですが、何かきっかけのようなものはあったんですか?会社を立ち上げようという心の動きを押したものとか……。

AOC Japan 代表取締役 横山浩(以下、Aと省略): 前職で自分ももう30歳後半になってきて、「一生サラリーマンするわけじゃないよな…」と思いつつも、「明日からお前、会社やめられるのか」と自分自身に問うと「うーん……」となってしまって。まさに悶々としていたんですよね。
トリガーになったのは前職で営業部長と北京にある会社の役員を兼務していた時でした。

G:そのときに、大きなきっかけがやって来たんですね?

A:そうなんです。「中国ってのはマーケットとしてスケール感がすごい!もっとこれからは、現地のユーザに向けたビジネスを展開した方がいい!!」っていうことを役員陣の前で プレゼンテーションしたんですよ。すると「まぁ、そうだね」「そうだそうだ」と言ってくれるわけですが、「でも、横山くんは国内の営業にもっと力を入れてやってね」と言われたわけですよ。

G:賛成はしてくれても、実際に行動には移らないと。

A: そうですね。で、そのときに「そうか……だったら自分でするか!」となったわけです。 それが最終のトリガーですね。辞める年の前の春か夏ぐらいですから、実際に辞めたときの1年ぐらい前ですね。

G:その時点でもう心の方向が決まった、と。

A: そうですね。でも、会社を辞めてもパトロンが既にあったわけでもなかったので大変でした。勝算はあったが成功するかどうかはわからない、でも失敗する気は絶対になかったです。だからある意味、楽観的ではありましたね。

G:成功する保証が無くてもやろうという覚悟はすごいものがありますね。

代表の横山氏


これからは、こういう人を雇いたい!

A:いままでも、一緒にやろうと言ってくれる仲間はいました。しかし、とりあえず1年か2年は待て、と言っておくことに今まではしていました。

G:それはなぜでしょう?

A:やはりうちで働いてもらうからには、ちゃんとした暮らしをしてちゃんと食べさせてあげないといけないという責任があります。だから、いままでは僕一人で役職を5つほど兼ねながらここまで来ました。営業部長とか企画部長とか経理財務・総務広報部長とか……。ただ、ここ3ヶ月ほどはあまりにも忙しいので、本当にいい人に来てもらいたいですね。

G:いまはどんな人を募集されているんですか?

A:今はエンジニアとしてコアメンバーとなる仲間を求めています。特に
・JAVA中心でやっていくプロジェクト
・お客の中に入って現場から上がる声を受けるセクション

の2ヵ所には人がいなくて、是非そこに良い人に来ていただきたいと思っているわけです。ただ、もちろんエンジニアの方でしたらどんな方でも一度お話したいと思います!やはり大切なのはその人のやる気や想いですから。そういったものはきちんとお会いしてお話しなければ分かりませんからね。

ちなみに、AOC Japanのスタンスとして、現在は常駐が多いのですが、通常の派遣のように、人を右から左に流して何も教育することなく働かせるようなシステム会社とは違って、5人でも10人でもいいから最初から最後までしっかりやりたい、そういう意味から常駐型にしています。

今後は年内をめどに、常駐型から新規事業の開発へ少しずつ移行していきたいと考えています。

G:実はインタビュー前に御社の募集要項を拝見したのですが、かなり年収が高いんですね!年収例として出てくる「720万円/28歳/SE職/入社1年・月給60万円」というのは具体的にどのような経緯で入社することになった人なのでしょうか?

A:この人は友達の紹介で入ってきた人ですね。給料はかなり高いですが、それだけの能力があったので採用しました。若いのですが、実力があるので会社の中では中核を担ってくれています。自分でも計算してみてわかってはいるのですが、他社さんの給料水準よりは10~20万ほど高くなっているはずです。

G:採用の際に決め手になったものは?

A:やはり一番重要視しているのはコミュニケーション能力ですかね。それも、スラスラと話ができるとか、楽しくおしゃべりできますとかそういう面接受けだけがよいコミュニケーション能力ではなくて、例えばなかなかうまく話したりはできないけど、たとえ口べたでも、伝えようという気持ちをちゃんと持っていて、そのためにがんばっている人ですね。堂々と自分のキャラというか、いい面も悪い面も見せてくれる人かな。あと、熱い思いを持っていて相手 が誰であろうと、熱く語れる人、そういう人に来て欲しいです。

G:本当の意味でのコミュニケーション能力ですね

A:あと、今回募集しているような、会社の最初の10人から数十名というのは、息子とは言わないですけど、弟みたいな感覚ですよ。2回ほど会えば、もう慣れ親しみ始めますからね。もう水戸黄門の助さん角さんみたいな仲でいいかな!と。

定例ミーティングでもいつも笑顔が絶えない


G:あと、「仲間になるための10の条件」にあったのですが、最後にワインをわざわざ挙げているのはなぜでしょう?

A:ワインの方がかっこいいからです(笑)。いや、烏龍茶でもなんでもいいんですけどね(笑)

G:この「仲間になるための10の条件」というのは、社長自身があてはまっていることなのでしょうか?

A:もう、ぜんぶ当てはまりますよ。7個ぐらいなら当てはまる人はそこそこいますけど、全部当てはまる人がいたらもう次期社長候補ですね (笑)。やはり求めてるのは「何かしたい」と考えている人です。僕自身が農耕民族と言うよりは狩猟民族なタイプで、そういうタイプの人を求めています。キレイに統合されるというよりはドロドロとしたものが融合して、巨大なエネルギーを孕んでいる感じでやっていきたいんです。氷が2つあってそれがただくっつくのが「統合」だとしたら、火と火がくっついて炎になるのが「融合」ですね。意見がある人がいればどんどん言ってもらって、改革していきたいです。

韓国人パートナーの金さんとワインを片手に


今後のAOC Japanの方針、どこに行こうとしているのか

G:今後の方針はどのような感じでしょうか?

A:一言で言うと、今求人活動をしていることからもわかると思いますが、一緒に会社を作っていく仲間を早く見つけたいですね。アジア関連で作ったいろいろなサービスに対して「ECサイトを作ろう。POSシステム作ろうよ。」とみんなで言えるようにしたいですね。

G:アジア関連なども向いて仕事をしていきたいというその理由は何でしょう?

A:IT会社で20年ほどずっと営業をやっていました。オフショアによるビジネスもやっていたんですが、開発をやったり企画をしたりしてきて、90年代のはじめごろから中国と接点があって、そのときに「中国はスケール感がデカイな。こういうところでマーケティングをやっていきたいな」と思っていました。その後15年近くやってきて、韓国の友達もできて、アジアでの仕事をしたいと思うようになったのです。だから、今のドメイン以外に既にアジア展開を考えて、韓国(Korea)のためのk-aocとか中国(China)のためのc-aocとか、もうドメインも取っていますよ(笑)。国によって物価とか経済は違いますが、ローコストのためだけにやるのではなくて、1個の人間として仲間になれる人がいれば何かビジネスやろうよ、という感じですね。

G:信頼感重視という感じですか?

A:そうですね、信頼のできる人間関係をすでに築いています。先にビジネスがあるのではなく、仲間がいるからやってみようといった感じです。AOC JapanはIT関係のビジネスをやっているのですが、中国や韓国でやろうとしているのはITのスキルを基盤にした新しいサービス展開になります。そうは言っても、人と人を繋ぐ事業を考えています。どんな仕事をするにしてもインフラが必要なので、それをAOC Japanがサポートしていこうと思っています。そういう仕事は日本ではなくて、韓国や中国でやればいいじゃないかと思われる人がいるかもしれませんが、 日本から韓国を経由することで新鮮さが生まれて、それで受け入れられるんじゃないかという予感があるんですよ。

G:なるほど。本日はありがとうございました。

韓国人のパートナーの金さんと。


・編集後記
実際にインタビューのためにAOC Japanを編集部員2名で訪れたわけですが、予定時間よりもかなり早かったにもかかわらず代表取締役である横山氏自らが笑顔で対応してくれ、インタビュー開始までの時間にいろいろと楽しいお話も伺うことができました。インタビューもこういう形式で受けるのは初めてと言うことでしたが、終始明るい様子で快活に受け答えしていただき、とても初めてとは思えないほど。「やはりできるトップはオーラが違う!」と改めて実感したインタビューでした。

※この取材は、ドリコムジョブボードのJOBBUZZとGIGAZINEのコラボレーションによって行いました。

AOC Japanがちょっと気になる方はコチラ!!

AOC Japanホームページをご覧になられたい方はコチラ!!

※マスコミ記事にも掲載!(PDFファイル)

皆様とお話できるのを楽しみにしています!


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in インタビュー,   広告, Posted by darkhorse

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