従来の10倍の通信速度を実現した「USB3.0」が登場へ
Intelを始めとした多くのメーカーが、従来の通信速度よりも10倍速い「USB3.0」の仕様を策定するための団体を立ち上げたそうです。
Wikipediaによると現在のUSB2.0の最高速度が480Mbpsとなっていますが、つまりUSB3.0だと最高4.8Gbpsになるということなのでしょうか。
詳細は以下の通り。
Industry Leaders Develop Superspeed USB Interconnect
このリリースによると、Intelを始めとしてHPやマイクロソフト、NEC、NXP Semiconductors、日本テキサス・インスツルメンツなどが共同で、USB3.0の仕様を策定する「USB 3.0 Promoter Group」を立ち上げたそうです。
USB3.0は従来の10倍の通信速度を実現しているだけでなく、従来のUSB2.0や1.1規格などへの下位互換性があるほか、消費電力の低減なども実現しており、仕様自体は早ければ2008年前半には策定されるとのこと。
転送速度の実測値がどれくらいになるのかが気になりますが、大容量化が続くUSBメモリにサイズの大きなファイルを楽々と転送できるようになるのは助かりますね。
・次の記事
10倍高速な「USB3.0」の仕様が正式決定、登場時期も明らかに - GIGAZINE
・関連記事
アンティークルックなシルバーUSBドック - GIGAZINE
最大15Gbpsの通信速度を実現した無線LANが登場 - GIGAZINE
シヤチハタのハンコと見分けが付かないUSBメモリが登場 - GIGAZINE
世界一丈夫な防弾USBメモリが本当に防弾できるのか検証 - GIGAZINE
・関連コンテンツ