ネットサービス

ダウンロードしすぎたユーザーがプロバイダーからサービス打ち切り


以前GIGAZINEで海外プロバイダーのComcastがP2Pのファイル共有プロトコル「BitTorrent」の転送を無差別規制し始めたという話を取り上げましたが、そのComcastが今度は転送量が多いヘビーユーザーへのサービス提供を強制的に打ち切る処置に踏み切ったそうです。

すでに日本でも総務省が通信速度規制を容認し、通信会社が年明けから規制を開始することが決定していることから、対岸の火事とは言えない模様。

詳細は以下の通り。
Heavy Internet users unplugged by US cable company

この記事によると、海外の大手プロバイダーComcastが、ほかのユーザーの通信速度を減速させないために、ダウンロードしすぎているユーザーへの接続サービスの提供を打ち切ったことをワシントンポストが報じたそうです。


なお、サービスを打ち切られた顧客の具体的な数は明かせないそうですが、このような処置は「非常にまれである」とComcastは保証しているとのこと。また、サービスの打ち切りに関する警告が来る転送量は、1日あたり映画4本分または音楽1000曲程度にあたるそうで、その転送量を超えた場合は問題を解決するか、より上位のプランに加入するかの選択をするよう、ユーザーに求めるとしています。音楽1000曲程度ということは、mp3で圧縮したとしておよそ4~5GB程度でしょうか…。

先日ソニーがDVDクラスの高画質動画共有サービスを実現したことをお伝えしましたが、そのうち日本でも動画共有サービスのヘビーユーザーなどに向けた別料金プランが用意されるようになる日が来るのでしょうか。

・関連リンク
ISP規制情報Wiki

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
インターネット全転送量の3分の1はBitTorrent - GIGAZINE

複数サイトのトラフィック量を比較できる「AlexaTraffic Viewer」 - GIGAZINE

NTT東日本、1Gビット/秒を1ユーザーが占有する帯域保証プランを準備中 - GIGAZINE

著作権侵害ファイルをダウンロードしていないのに金を払えと言われた - GIGAZINE

DVDサイズに1テラバイトの容量が入る「TeraDisc」 - GIGAZINE

in メモ,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.