霧の中、ほとんど視界がない状態で着陸する航空機のムービー

霧の中でほとんど視界がないまま着陸するムービーです。進路はちゃんと管制塔から指示があったりするので、視界がないから着陸できないということはないようなのですが、こうやってムービーとして見てみるととても着陸できるようには見えません。プロの技というやつでしょうか。

ムービーの再生は以下から。
「霧の都」ロンドンのヒースロー空港へ着陸。ちなみに「霧の都」というのは、産業革命のころスモッグがよく発生したからついた名前だそうで、気象の霧とは関係ないそうです。
LiveLeak.com - Landing in heavy fog at London Heathrow Airport (no visibility)

ほとんど前方の視界がなく、いきなり滑走路が見える。
YouTube - Aterrisagem em Guarulhos com Nevoeiro

ずっと霧の中を飛行する翼を映しているが、気付いたら滑走路に降りている。
YouTube - Zurich Airport Landing

すごいムービーばかり見ていると、これぐらいの霧はなんてことないように感じる。
YouTube - TPE_AB6 Rwy06 ILS landing Fog Taipei

15:07追記
なお、霧の中への着陸といってもベテランの技だからということではなく、そういう技術が確立されているというツッコミをいただきました。計器着陸装置(ILS)の精度にカテゴリがあり、カテゴリIIIaなら滑走路視距離が200mの精密進入着陸で自動操縦によって着陸できるそうで、多少無茶ながらもILS無しで計器着陸をしたケースもあるそうです。

以下のリンク先記事で、画像を用いてわかりやすく解説されています。

Global 旅日記 | ＩＬＳ： 計器着陸装置